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e23e4320.jpg1月の目玉映画と言っても良さそうな作品は、ティム・バートン×ジョニー・デップのコンビによる伝説の殺人鬼スウィーニー・トッドを描くダークネスなホラーミュージカルです。ジョニー・デップが初めて劇中で歌を披露するということでファン必見(もっともファンなら全作必見なんですって)。近年、ヒット作連発のミュージカル映画ですけど、この作品はまた違うファン層、ミュージカル嫌いを自称して方まで引きつけそうな予感アリ?

出演は、ジョニー・デップ、ヘレナ・ボナム=カーター、アラン・リックマン、ティモシー・スポール、サシャ・バロン・コーエン、エドワード・サンダース、ジェイミー・キャンベル・バウアー、ローラ・ミシェル・ケリー、ジェイン・ワイズナー

+++ちょいあらすじ
19世紀の英国、ロンドン。無実の罪で投獄され、判事でもある首謀者によって妻も娘も奪われた理髪師の男が15年後に名前も姿も変えてロンドンのフリート街へ戻ってきた。理髪師スウィーニー・トッドとして再び腕を振るい始めるが、彼の胸の内は復讐心で熱く燃えたぎっていた・・・
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なるべくなら空いてる時にゆったりと観たいなァと思って当初は平日の月曜日くらいに予定してたんだけど、天気予報に雪マークがついたので急遽繰り上げて初日初回となりました。でも意外と混んでなくてヨカッタです。気のせいか気合いが入ってそうお客さんばかりで映画に集中できました。

オープニングロールからゾクゾクしちゃった、カッコイイ!さすがはブラックファンタジーの巨匠ティム・バートン監督。でも正直ここまで純然たるミュージカルに仕立ててくるとは予想外だけど、ミュージカル好きな私にとっては期待以上の作品でした。

こんなにも血生臭くて陰惨な描写なのにスウィーニー・トッドの行いが高貴にも感じられてくるから不思議です。やはり妻を奪われ娘を奪われ、そして愛を奪われた男の恨みは、ゴメンナサイと謝られたくらいで癒されることはないでしょう。因果応報、もちろんそれはトッド自身にも向けられるのです。さすがにラストに明かされるあの事実はわかっていても衝撃的。あれは油断してましたよ、さすがにノーマークですよ。娘や他の事にすっかり気をとられて、まんまとしてやられちゃいました。

パク・チャヌク監督の復讐三部作を彷彿させるとこもあるけど、芸術性とエンタメ度ではやっぱりティム・バートン監督は巧いですよね。絶望と悲しみから生まれる狂気と復讐心。そして野望のための殺戮がいつしか快楽へと変貌し、そして破滅へと向かわせるのです。

ホラー映画を劇場観賞でリピーターしたことはないけど、コレはもう一度があってもいいかもしれないと思いましたヨ。

ところで実は私、ずぅっとベンジャミン・パーカーだと思ってたんだけどバーカーだったんですね(恥)。

満足度★★★★☆(ほし4てん5)