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43e6e6e2.jpg子供たちに健全な夢を与え続けてきたディズニー映画がついにその夢を裏切る日が来たッ、てっわけじゃなさそうだけど予告編を観るかぎりではけっこう自虐的パロディいっぱいな感じで面白そうでしたよね。ちょっと前まではスゴク観たかったわけじゃないんだけど、アカデミー賞授賞式での歌唱パフォーマンスを観てたらスッゴク観たくなっちゃいました(笑)。

出演はその他に、パトリック・デンプシー、スーザン・サランドン、ジェームズ・マースデン、レイチェル・カヴィ、ティモシー・スポール、イディナ・メンゼル、サマンサ・アイヴァース、ジェフ・ベネット、ケヴィン・リマ

+++ちょいあらすじ
アンダレーシアで美しいジゼル姫は動物たちと暮らしながら運命の人との出会いを夢見て日々過ごしていた。そんなある日、トロルに襲われた彼女はエドワード王子に救われ、二人はあっという間に恋に落ちて結婚の約束を交わした。しかし、結婚式の当日、この結婚を望まないエドワード王子の継母のナレッサ女王はジゼルを罠にはめて世にも恐ろしい世界、現代のニューヨークへと追放してしまった・・・
+++

ベタなディズニーファンタジーの世界を逆手にとったような、ハートウォーミングなミュージカル・コメディです。これは期待してた以上に面白かったデス。字幕版の先行初日初回を観たんだけど、ほぼ満席状態。「ライラ」も「ジャンバー」もこれほどは混んでなかったので意外だったんですが、もしかして実は超話題作だったの?

もちろんディズニーはあくまでディズニーでファンタジーを否定したりするようなラストには絶対になるわけないと思いながら観てたから、何となく結末も想像出来てたけどそれまでの過程が十分面白過ぎるくらい楽しめちゃいました。

「ファンタジーの世界」のお約束
☆プリンセスの親友は、かなりおせっかいな森の動物たち。
☆プリンセスと王子は初対面なのに、いきなりデュエットで歌える。
☆歌い終わったふたりは、瞬時に恋に落ち結婚の約束を交わす。
☆魔女は魔法が使えるのに、プリンセスに使うのは何故か毒リンゴ。
☆真実の愛のキスは、どんな呪いも打ち砕く最強の魔法。

これはチラシに載ってたんだけど、ある意味スゴイ開き直り、セルフツッコミですね(笑)。ディズニーのファンタジーの世界をそのまま現代に持ち込めばそこにさ大きなズレが生じるわけでお伽話の登場人物たちもみんなどこかズレてる痛い人たちになっちゃうわけで、この掟破りともいえる作品はそんなギャップをもファンタジーにしちゃったわけです。要するに現代のニューヨークに本気でコスプレのお姫様と王子様に成りきった人達が現れる周囲の人が巻き込まれるとどうなってしまうのかをディズニー的にシミュレーションしたのがこの作品なんでしょうね、たぶん(嘘)。

そしてこの劇中ではさらにミュージカルの定石にもツッコミ入れてるから笑っちゃいます。「歌の力」って何?と言われれば確かにその通りなんだよね。予告編でもあったジゼル姫が突然歌い出すところを制止されてしまうところはにミュージカルの文法を思いっきり否定してるわけなんだけど、確かに現実世界の感覚で言えば突然歌い出してそれで恋がかなっちゃったりするのなんて奇妙な話ですよね(笑)。でもそうやってセルフツッコミで笑いをとりながらも一方でミュージカルの楽しさもしっかり表現していくあたりのバランス感覚がなかなか巧いんですよね。

どこか懐かしさを感じるような2Dアニメと実写の融合は手法としてもやり尽くされたスタイルではあるけど、ワタシ的には視覚的にキツイ3Dアニメよりも肌に馴染むせいか、とても心地よく楽しい時間を過ごすことが出来ました。近年のディズニー映画の中でははダントツで客席に笑い声が巻き起こる作品だったと思います。私もかなり笑わせもらいました。

さすがに序盤のほうでリアルなゴキブリがでてきたときは、「エェ!ディズニーでしょ、そこまでやるぅぅぅ?」とどん引きしちゃいましたけどね。あの時点で一瞬ながらもしかしてこの映画はブラックな方向に行っちゃうの?と思いましたけど、あの場面が趣味の悪さMaxだったみたいです。その証拠としてあのゴキブリの場面で客席のあちこちから悲鳴の声があがりました(笑)。


幸福度★★★★