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d63f4e03.jpgクァク・ジェヨン監督の記念すべき日本進出第一作目。前から漠然とだけどこの監督は日本の制作環境のほうが合ってるような気がしてました。だってクァク・ジェヨン監督ってアイデアは多彩なわりにやりたいこと何でもやり過ぎてまとまりがなくなっちゃうから、多少制約がかかる環境のほうがバランスとれるんじゃないかなって思ったんですよね。この映画がその答えになるかどうかはわからないけど、いろんな意味で楽しみにしてました。

出演はその他に、桐谷健太、吉高由里子、斉藤歩、田口浩正、遠藤憲一、小日向文世、竹中直人、吉行和子

+++ちょいあらすじ
20歳の誕生日である2007年11/22。祝ってくれる友達もいないジローは毎年のように自分で自分へのプレゼントを買いそして一人で誕生日を祝って過ごしていた。しかし、この年の誕生日はいつもとは違っていた。偶然であった素敵な「彼女」と出会い、とても楽しい1日を過ごすことが出来たのだった。だが、誕生日が終わる頃、彼女はジローの前から姿を消してしまう。そして、1年の月日が経ち、ジローの21歳の誕生日がやってくると、ジローの前に再び彼女が現れ・・・
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私とは基本的に肌が合う監督さんなんですよね。可愛い女の子のさらなる魅力をフルパワーで引き出すのと、ちょっとダメなイケてない男の子を輝かせるのがとても上手な監督さん。冒頭のデパートでのファーストコンタクトから歩道の両側を二人で歩く場面なんて監督らしい演出だなぁと思いながら観てました。日本でもクァク・ジェヨン流は全く変わらずの胸キュン映画でした。

懸念してた詰め込みすぎはなくて予想通り今回は最後まで物語がスムーズに展開されてましたね。ぎくしゃくしたところがなくてテンポも良くここぞというところでのスピード感、臨場感もメリハリがついて良かったんじゃないでしょうか。逆に無難にまとまり過ぎて物足りないような感じもするけど。クァク・ジェヨン監督にしてはラブもコメディも弱かった気がしするんですよね。

物語そのものに関してはこのSFラブコメというのは日本では漫画の世界でもありふれてるジャンルだし目新しさがないんですよね。そんなわけで物語の展開もさすがに大まかには読めてきちゃいます(さすがに1年前の出会いのカラクリまでは気付かなかったけど、予告編にあった博物館みたいなとこの場面がなかなか出てこないので気になってはいました)。かなり大雑把に例えるとドラえもんの美少女版ですよね?キャラ的にはラムちゃんのサイボーグ版でもいいけど(笑)。

じゃあいったい私がどこで胸キュンしたかというと私のツボはジローが入院してる時に起きた女子校での立て篭もり事件とその後のくだり。交通事故もそうだけどああいうエピソードをもっと積み重ねていくことでジローの彼女への感情の高まりを描くとともに観てるこっちもぐいぐい感情移入させてほしかったかなぁって思います。

でも美少女好き?のクァク・ジェヨン監督としてはこのキャスティングにはさぞかし満足してることでしょう。綾瀬はるかさんはかなり監督好みだと思うし、小出くんはまるでテヒョンくんですからね(笑)。

映像的にはけっこうよかったのでなんだかんだとビジュアル的に楽しめた作品でした。既視感は仕方ないにしてもガツーンとくるものが欲しかったデス。


満足度★★★☆