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6ee0af11.jpgこの映画、「月イチ・ゴロー」でゴローちゃんも1位にランク付けしていましたね。別にゴローちゃんの評価を参考にしてるわけじゃないんだけど、予告編からして重厚そうな雰囲気の漂わせてましたね。で、軽ぅく調べてみたら『クラッシュ』でアカデミー作品賞を受賞したポール・ハギス監督による実際に起きた事件に基づく作品だそうで、実話系好きな私としては期待度アップです。

出演はその他に、シャーリーズ・セロン、スーザン・サランドン、ジョナサン・タッカー、ジェームズ・フランコ、フランシス・フィッシャー、ジョシュ・ブローリン、ジェイソン・パトリック

+++ちょいあらすじ
退役軍人のハンク・ディアフィールドの元へイラクから帰還してくるはずの息子マイクが基地へ戻らないという連絡が軍から入る。マイクの行動を不審に思いすぐに彼を探すために基地のある街へと向かったハンクは、軍の関係者を中心にあちこち訪ねまわるが誰もマイクの行方を知らなかった・・・
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イラクでの任務から帰還した息子マイクが行方不明になっていると軍から連絡を受けた父ハンクは元軍警察というキャリアもあって自ら調査に乗り出す。しかし息子はバラバラの焼死体で発見される・・・。

物語の始まり方や形作っている要素はミステリアスでサスペンスフルなものだけど、これは決して謎解きモノではないんですよね。父ハンクが息子マイクの死に隠された真実を追い求めると共に浮かび上がってくるのは、アメリカが軍事大国であるがゆえに抱える負の側面、戦場に派兵された兵士たちの病んだ心の真相なのです。

戦場では良心や倫理よりも優先されてしまうものがあって、正義感に燃える若者たちの心は矛盾する現実に葛藤し苦悩し、その病んでいく心をドラッグで現実逃避させてしまうのかもしれません。精神を崩壊させながらも彼らが自尊心を保っていけるのは国のために戦っているんだという誇りがあるからなのでしょう。劇中での星条旗を掲げる二度のシーンが印象的でした。

ところでエミリーの幼い息子を寝かせる時に読んでいた本が「ナルニア国ものがたり ライオンと魔女」。で、それが理解出来ないからとハンクがゴリアテとダビデの話をして少年はちょっとだけ成長をみせるんだけど、あれって何だか意味深な感じでしたね。

それにしてもトミー・リー・ジョーンズのオジチャンはいい仕事するよね。これぞまさにいぶし銀でしょうか。アメリカの人はトミー・リー・ジョーンズが日本のコーヒーのCMでお茶目な宇宙人を演じてるの知ってるのかな?(笑)。


焦燥度★★★★