ブログネタ
香港映画 に参加中!
389a933b.jpgチャウ・シンチーの最新作はカンフー映画ではなくて、なんとSFファンタジー。香港映画でSFファンタジーってこれまでに何か観たことあったっけかな?なんとなく吹替版で観るのはイヤだったので字幕版を上映してるとこへ観に行ってきちゃいました。

出演はその他に、シュー・チャオ、キティ・チャン、リー・ションチン、フォン・ミンハン、ホアン・レイ、ヤオ・ウェンシュエ、ハン・ヨンホア、ラム・ジーチョン

+++ちょいあらすじ
建設現場で働くティーは一人息子のディッキーには自分のように苦労してほしくないとムリをして裕福な子女が集まる私立の名門校に通わせていた。しかし、身を削るような生活は苦しくディッキーには新しい靴を買ってやることも出来ず、ディッキーは同級生からイジメられていた。そんなある日、ティーがゴミ捨て場で使えそうな靴を探していて謎の緑色の球体を見つけ持ち帰ってくると・・・
+++

SFファンタジーといってもそこはやっぱり香港流、というよりチャウ・シンチー流と言ったほうがいいのかも。純粋な子供たちの夢を打ち砕くような心温まる?物語でした。まるで『E.T.』をパロディにしたようなノリなんだけど、「孤独な少年と未知の生命体の友情と成長」みたいなファンタジーのお約束路線をあっさり裏切り嘲笑うかのような展開で、ファンタジーで育った私は動揺しちゃったりもしたんだけど、ナンセンスじゃないチャウ・シンチーってのもらしくないわけで、シニカルなファンタジーとして引き気味ながらも笑わせてもらいました(笑)。

最初にカンフー映画じゃないって書いたけど、もちろんカンフーアクションはあるんです。ただしチャウ・シンチーじゃなくてナナちゃん他だけど、これが結構痛快で出来ればあの延長上でもっと観たかったなぁ。でもあれいっぱいやるとお金がいっぱいかかっちゃうのかもね。

それにしてもチャウ・シンチー作品にしてはお金かかってるなァって感じのクオリティの高い映像でしたよ。やってることはあくまでもB級ノリなんだけど、いつになく映像がキレイで楽しかったです。もっとも主人公の親子は相変わらず貧乏くさいんだけど、映像的にはチープ感がないんですよね(笑)。

でも、思ったんだけどコメディとはいえ、動物虐待やイジメにも思えるシーンはちょっとキツイかな。ナナちゃんというあんな可愛いキャラを子供がトイレに押し込むというのはちょっとなぁ。一応ファミリー映画も意識してるみたいだけど、これが日本の子供たちににウケるとするとそれもちょっと怖い気がします(苦笑)。

ところで、鑑賞中は全く気付かなかったけど、息子ディッキーを演じていたのって実際は女の子なんだそうですねェ、ビックリ。

堪能度★★★