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a834cd22.jpgというわけで?『純喫茶磯辺』です。役者の宮迫博之さんって私はけっこう好きなんだけど、なんでも『蛇イチゴ』以来6年ぶりの主演作品らしいです。予告編からしてダメダメなお父さんぶりや、仲里依紗さん、麻生久美子さんらのキャラたちが面白そうで実は今週の本命作品として期待してました。

出演はその他に、濱田マリ、近藤春菜、ダンカン、和田聰宏、ミッキー・カーチス、斎藤洋介、麻生久美子

+++ちょいあらすじ
高校生のひとり娘・咲子と公団住宅で暮らしている磯辺裕次郎。急逝した父の遺産を手にしたのきっかけに仕事を辞め自堕落な生活を過ごすが、「女にモテたいから」という不純な動機でいつの間にか喫茶店を開業してしまい、咲子もお店を手伝う羽目になってしまう。無計画で思いつきで始めたような喫茶店はやはり上手くいかず閑古鳥が鳴く日々が続くが、ある日、美人の素子をアルバイトに雇ってからは店は一転、してお客さんで溢れる賑わい始めた・・・
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独特の間で会話のズレやスカシで小さな笑いを積み重ねていきながら、終盤では小さなさざ波のような出来事からドラマを大きく転がしハートウォーミングな着地点へと導きます。吉田恵輔監督は『机のなかみ』でもこういうスタイルだったけど、これが監督さんの持ち味なのかもしれませんね。ちなみに『机のなかみ』の主人公カップルもカメオ出演してました。

いい加減でテキトーな男と言えばユースケ・サンタマリアや大泉洋さんと肩を並べそうな宮迫さんだけど、女にだらしなくて頭悪そうでってなると関西芸人らしく抜群のキャラを発揮しますよね。一応褒め言葉です(笑)。

でもこの作品では一番演出的にキャラが効いてると思えるのは麻生久美子さんです。宮迫さんはある意味そのまんまですからね。麻生久美子さんが演じるマドンナ的存在の素子が次々に見せる見た目からは想像しにくい彼女の一面が物語のスパイスとしてドラマを振り回していくのでした。『時効警察』の三日月さんを期待してると裏切られ感が楽しいカモ(笑)。

そして最近活躍ぶりが目立つ仲里依紗さん。役柄としては登場人物の中で唯一常識的な感覚の持ち主で物語は彼女の目線で描かれていきます。ダメ親父に振り回されるしっかり者でキャラの濃い宮迫さんとの掛け合いもなかなかのものだったけど、気になったのが同級生との身長差。あれはもう少し気を使って合わせてあげたほうがよかったんじゃないのかな?なんだかすごくデカイ女の子に見えちゃった。

それにしても『机のなかみ』もそうだったけど、ラストにサプライズが欲しいよね。「えー!そうだったの!!」みたいな。例えばあの子供の父親は実は・・・みたいなとか。そうすればガツーンとくる作品として印象に強く残ったと思うんだよね。面白かっただけに惜しィな。


喜劇度★★★☆