話題作だと思っていたら意外と公開規模が小さいんですよね。でもそのおかげでTOHOシネマズららぽーと横浜のプレミアスクリーンで観ることが出来ました。ここはゆったりしていて快適なんですよね。
出演はその他に、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン、クリステン・スチュワート、ハル・ホルブルック、ブライアン・ディアカー、ザック・ガリフィアナキス
+++ちょいあらすじ
出演はその他に、マーシャ・ゲイ・ハーデン、ウィリアム・ハート、ジェナ・マローン、キャサリン・キーナー、ヴィンス・ヴォーン、クリステン・スチュワート、ハル・ホルブルック、ブライアン・ディアカー、ザック・ガリフィアナキス
+++ちょいあらすじ
1990年夏。アトランタの大学を優秀な成績で卒業した22歳のクリスは家族に何も告げずに古いダットサンで旅に出発する。やがてその車も所持金もクレジットカードも捨て去った。彼が目指すのはアラスカ。ヒッチハイクをしながら時には旅の資金稼ぎに仕事をし、様々な人たちと出会いと別れを繰り返しながら彼は北へ向かって行った・・・
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大自然を舞台にした壮大なロード・ムービーでした。心を激しく揺さぶられるような感動には至らなかったけど見応えは十分ありました。ロード・ムービーとしても150分というのはかなり長いほうだと思うけどあまり時間の長さは感じなかったです。それはやっぱり冒険的な要素が多くてドキドキさせられ惹きつけられるのと、各エピソードの時間軸が前後行ったり来たりして単調な展開にならなかったからかなと思います。時系列がわかりにくいという難点もなくはないんですけどね。
大学を優秀な成績で卒業したクリスは家族に何も告げないままアラスカへ旅立ちます。クリスはキャリアも財産も必要としない生き方を選択したのです。それは裕福な家庭で世俗的な価値観に縛られる両親への反抗心からなのかもしれませんが、それ以外にも動機はあるのでしょう。現実からの逃避もあったのかもしれないし、本当の自由を求めての旅だったのかもしれません。
原作はジョン・クラカワー氏のノンフィクション小説「荒野へ」。実際に1992年アラスカの荒野で死体となって発見された若者クリストファー・マッカンドレスの軌跡を描いた作品です。映画がどれだけ事実を忠実に描いているかはわからないし、そもそも本人は他界しているわけだから、彼の遺品や出会った人々の証言を手掛かりにするしかないのでしょうけど、この映画で知る限りでは聡明で純粋な青年だったようですね。文明を捨てて自由な世界へというのはヒッピー文化をすぐにイメージしちゃうんだけど、彼が目指したのはあくまでもスーパートランプ(旅人)であって、ドラッグやセックスに溺れるようなこともなく、ただひたすらひたむきに冒険の旅に身も心も投じてる姿には胸をうたれたのでした。
映画の最後にモデルとなった青年本人が遺した写真が出てくるんだけど、演じたエミール・ハーシュの劇中での雰囲気とすごく似ていて驚いちゃいました。
旅人度★★★★
<TOHO CINEMAS One Month Free passport 11>
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大自然を舞台にした壮大なロード・ムービーでした。心を激しく揺さぶられるような感動には至らなかったけど見応えは十分ありました。ロード・ムービーとしても150分というのはかなり長いほうだと思うけどあまり時間の長さは感じなかったです。それはやっぱり冒険的な要素が多くてドキドキさせられ惹きつけられるのと、各エピソードの時間軸が前後行ったり来たりして単調な展開にならなかったからかなと思います。時系列がわかりにくいという難点もなくはないんですけどね。
大学を優秀な成績で卒業したクリスは家族に何も告げないままアラスカへ旅立ちます。クリスはキャリアも財産も必要としない生き方を選択したのです。それは裕福な家庭で世俗的な価値観に縛られる両親への反抗心からなのかもしれませんが、それ以外にも動機はあるのでしょう。現実からの逃避もあったのかもしれないし、本当の自由を求めての旅だったのかもしれません。
原作はジョン・クラカワー氏のノンフィクション小説「荒野へ」。実際に1992年アラスカの荒野で死体となって発見された若者クリストファー・マッカンドレスの軌跡を描いた作品です。映画がどれだけ事実を忠実に描いているかはわからないし、そもそも本人は他界しているわけだから、彼の遺品や出会った人々の証言を手掛かりにするしかないのでしょうけど、この映画で知る限りでは聡明で純粋な青年だったようですね。文明を捨てて自由な世界へというのはヒッピー文化をすぐにイメージしちゃうんだけど、彼が目指したのはあくまでもスーパートランプ(旅人)であって、ドラッグやセックスに溺れるようなこともなく、ただひたすらひたむきに冒険の旅に身も心も投じてる姿には胸をうたれたのでした。
映画の最後にモデルとなった青年本人が遺した写真が出てくるんだけど、演じたエミール・ハーシュの劇中での雰囲気とすごく似ていて驚いちゃいました。
旅人度★★★★
<TOHO CINEMAS One Month Free passport 11>
上手く言葉に出来ないのですが、「感じる」映画でしたね。
私はこの手の作品は正直苦手なのですが、この作品は好きです。
旅の途中で出会う人達は何かしら心に傷があって、だからこそお互いに引き合っているように感じました。
アラスカで何をしたかったのか正直解りませんが、もしかしたらそれが人生なのかもしれませんね。
家族や社会の中での旅を、自然に置き換え旅である人生を、そのものずばり旅にした。
そんな気がします。