4742304d.jpgこの本をだいぶ前に読み終えていて感想文にも着手してたんですけど書きかけのまま随分と時間が経ってしまいました。上手くまとめきれずにそのうちじっくりと書こうと思っていたらずっと中途半端なままになってしまいました。このままお蔵入りさせるのもイヤなので、まとまりがないままですけどアップしておこうと思います。その都度書き足す感じで文章が時系列にもおかしいかもしれませんが気にしないでください(汗)。

シリーズ四作品。『図書館戦争』『図書館内乱』『図書館危機』『図書館革命』と、イッキ読みしちゃいました。抜群のエンターテイメント作品っ。かなりぃの面白さッ、これは映像化もアリなんぢゃないの?
本屋で最初に見つけた時はタイトルに興味を持ったけど本編は何だか堅そうというかゲーム好きな人向けだなぁって思って買わなかったんだけど、交流ある某ブロガーさんの感想をちら読みして、それなら私にもイケルかもと試しに1巻を買って読んだらこれがめちゃめちゃ面白いの!最初は近未来アクションドラマ風で堅苦しいそうな用語の飛び交う出だしなんだけど、主人公の女性隊員・笠原郁の青春と、本に対する愛情が溢れんばかりに描かれていてイイ感じなんですよね。そして郁が図書隊員を目指すきっかけになった少女時代の出来事ッ、これが泣けるんだよねェェェ。まさかこの本で泣けるとは思わなかったし期待すらもしてなかったから、この涙はメガトン級のインパクト。私も同じ体験してたら絶対図書隊員になりたいって思うハズ(笑)。

全4巻、いずれも大きなドラマ、涙するエピソードがあるんですよね。登場人物たちがみなキャラが立っていて群像劇としても秀逸です。タイトルから受ける印象とは逆に恋愛要素がかなり濃いめだったのも私にはかなりのツボでした。恋愛だけ抜き出せば少女マンガ的ではあるけど、それが軍事的もしくは政治的サスペンスと絡まる事で絶妙な味わいを醸しだすんですよね。

近未来SFアクションのような世界観ながらも現実社会への批判やメッセージは随所に描かれ、飛び道具たっぷりのオプション付きエンタメ作品ながらとても社会性が高く感情移入していくと現実問題と置き換えて考えさせられる部分も多かったです。

・・・と、ここまではだいぶ前に書き上げていて、さらに追記を考えていたら、いつのまにかTVアニメが始まり、劇中小説の『レインツリーの国』が誕生し、さらに何と『別冊 図書館戦争』という恋愛モード全開のスピンオフ作品が出版されてしまいました。こちらは全2巻なんだけど、1巻目は本編より大きなドラマにするわけにもいかないという事で、本編のクライマックスの事件から結末までの間に起きた郁と堂上のエピソードを中心に描かれていました。ホントにベタベタな恋愛モードでちょっと物足りなかったんだけど、続く2巻目はサブキャラたちがメインでちょっとした事件も起きるので、読み応えがあって面白かったです。

最終的には、
『図書館戦争』
『図書館内乱』
『図書館危機』
『図書館革命』
『レインツリーの国』
『別冊 図書館戦争〈1〉』
『別冊 図書館戦争〈2〉』
と、読んだわけですが、全てハードカバーでシリーズ7冊というのはワタシ的にはかなり珍しいことなんですよね『ナルニア国ものがたり』以来かな?

これなら実写版で映画化しても上手くいきそうに思うんだけどなぁ。例えばTVドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』みたいなテイストならこの作品に上手くハマりそうな気がするんですけどね。アニメは私のイメージとはだいぶ違ったんですよね。堂上さんはキリリとした二枚目じゃないほうがいいと思います。