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28200b34.jpg一応これも邦画の年末年始向けの大作映画ということになるのかな?予告編では『ALWAYS 三丁目の夕日』のスタッフによるというVFXが印象的な映像でしたけど、こういう娯楽系アクション映画って邦画だと期待ハズレになることが多いのが不安といえば不安だったりするんですよね。

出演はその他に、仲村トオル、國村隼、高島礼子、本郷奏多、今井悠貴、益岡徹、鹿賀丈史、木野花、要潤、串田和美、嶋田久作、小日向文世、大滝秀治、松重豊

+++ちょいあらすじ
1949年の帝都。今もなお続く華族制度によって富裕層はより富み、貧困層はいっそう貧しい暮らしを余儀なくされていた。そして社会ではK-20こと怪人二十面相なる人物が富裕層を狙って美術品や骨董品を鮮やかな手口で盗みだし世間を騒がせていた。そんなある日のこと、サーカスで曲芸師として人気を集める遠藤平吉のもとに出版社の者だという男が訪れ羽柴財閥の跡取りで令嬢の羽柴葉子と名探偵・明智小五郎の結納の儀に潜入し、写真を撮ってほしいとの依頼される・・・
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あまり期待していなかった事もあってか、意外にもけっこう楽しめちゃいました。ワタシ的にはあくまでもポップコーンムービーという括りではありましたけど、それはそれで見応えあって137分という長尺もあっという間に過ぎちゃいました。実はROBOT制作の作品とはけっこう相性が良かったりして、冒頭でそのROBOTの作品だと気付いてひょっとしたらと思い始めていたんですが、映像的にはさすがいいお仕事しますよね。

物語の舞台となるのはは第二次世界大戦の回避に成功したもう一つの日本。1949年の帝都では今も華族制度があり身分による差別されている社会という設定。マンガっぽい出だしではあったけど、最初から世界観がハッキリしてたし、こういうレトロフューチャーなお話って好きなので、すんなりお話に入り込めて行けました。

まぁ、映像にたっぷりお金がかかっていて見映えするのに比べると、脚本のほうは下町人情劇やコメディ要素が盛り込まれていてなんだかTVドラマ的なノリがするのは否めないんだけど、きっとその辺りで好みも分かれそうですね。私は金城くんも松ちゃんも好きなので楽しんで観てられましたけど、ドラマとしては大作というほどの重厚感は感じられませんでした。というか、あのオチってアリなわけ?どんでん返しにもほどがあるというか、これがシリアスなミステリー作品だったら大ブーイングが起きそう(笑)。これって江戸川乱歩の原作を映画化したのではなくて、怪人二十面相の真相に迫った北村想の作品を原案にしてるとの事だから本当の結末というわけではなく仮想結末なのかな?

もともと怪人二十面相の話って詳しくは知らないんだけど、二十面相って悪役なんですよね?ダーティヒーローみたいなイメージがあったんだけど義賊ではないよね?で、正義の側にいるのは明智小五郎と小林少年でしょ?でも明智探偵って二十面相に勝ったこと、つまり捕まえた事はないんですよね。なのにどうして第一人者なんだろ?(笑)

そうそう、この物語で嶋田久作さんがちょこっと出て来るんだけど、この帝都に嶋田さんがいるとどうしても『帝都大戦』を思い出しちゃうんですけど、もしかしてホントにそういう狙いだったのかな?


娯楽度★★★☆