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5661d095.jpg原作は日本のコミックで監督は『不夜城 SLEEPLESS TOWN』のリー・チーガイ。主演は黒木メイサでテーマソングを東方神起といういったいどこの国の映画なんだかよくわかんないだけど、世界4か国を巻き込んだドリームプロジェクトというのがセールスポイントなんだけどどこの国が巻き込んだんでしょ?一応は邦画扱いでいいのな?

出演はその他に、Ara、平岡祐太、佐野光来、前田健、筧利夫、 桃井かおり、東方神起

+++ちょいあらすじ
双子の姉弟、宮本和馬と宮本すばるは小学生の頃学校からのの帰り道、いつもバレエ教室を覗いてバレエダンサーに憧れていた。だがある日、和馬が脳腫瘍で倒れてしまう。母親も同じような病気で失ったすばるは和馬のために毎日のように病室で日々の出来事を即興で踊り励ましていたが・・・
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題材とキャスティングからしてアイドル映画っぽいのをイメージしていたんですが、なかなかどうして観応えはありましたヨ(ただし途中まではですけど)。ガチンコな熱血青春バレエ映画でしたね。以前に観た『プライド』と似たようなジャンルの作品ですね。

幼い頃に亡くなった双子の弟・和馬の思いに応えるためバレエの世界に飛び込んだ姉のすばるは粗削りながらも天性の素質で開花していきます。幼い頃に母を亡くし弟も失うという初っ端から悲劇満載のヒロインといういかにも少女マンガの王道。さらに場末のようなストリップ劇場で女主人に指導されながら育つというバックボーンには自然とワクワクしちゃいました。

定石ならこの後、憎たらしい嫌味な金持ちお嬢さんライバルが登場し、バレエとイケメン青年の両方を賭けて戦いを繰り広げるんでしょうけど、この物語はけっこう真面目にバレエに取り組んでいく辺りが魅力なのかもしれません。しれないんですけど、残念なことにこの劇中ではメインのクラシックバレエよりもモダンバレエやヒップホップのダンスシーンのほうが魅せてるように思うんですよね。

肝心のクライマックスにあたる上海でのバレエコンテストは大会自体がイマイチしょぼい上に、ストーリーは間延びして物語が失速しちゃってるんですよね。多少強引でも勢いで行ってしまえば良さそうなのに、すばるが大会中に悩みだして迷い始めるとストーリーもアレレ?って感じになっちゃうんです。序盤のボレロはとっても素敵だったからこれはけっこうイケるんじゃないかと思ってたんだけど、どうしちゃったんでしょ?

最後のバレエを盛り上げるために大きな障害をヒロインに乗り越えさせる演出なんだろうけど、そこまで来て何で悩むの?と思わなくもないわけで、仕込まれたエピソードが説明的なんですよね。躍動感溢れるダンス映画だけにやはりラストに向かっては緊張感を張り詰めて大きな高揚感を与えてほしいものです。けっこう楽しめてただけに悔やまれました。

登場人物たちがみんな善い人ばかりだったのは好感持てたんだけど、悪役や強敵の存在が薄かった事で結局自分との戦いで締めるしかなかったのかもしれませんね。

ところで東方神起がクラブのステージで歌っていたのはいわゆる大人の事情?(笑) 前田健さんの役がすごくハマリ役だったのが印象的でした。


情熱度★★★