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ザ・スピリット『シン・シティ』はイマイチ合わなかったけど『300 <スリーハンドレッド>』は楽しめたフランク・ミラー監督の最新作。アメコミ原作で作品の雰囲気からしても『シン・シティ』系っぽいんですけど、『シン・シティ』同様にこの豪華キャスティングが気になっちゃうんですよね。

出演はその他に、サミュエル・L・ジャクソン、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソン、ジェイミー・キング、サラ・ポールソン、ダン・ローリア、パス・ベガ、ルイス・ロンバルディ、スタナ・カティック、フランク・ミラー、エリック・バルフォー、ダニエル・ハバート、ジョニー・シモンズ、セイチェル・ガブリエル、マイケル・ミルホーン

+++ちょいあらすじ
セントラル・シティを犯罪者たちから守るスピリット。彼の正体は一度は死んだはずだったが蘇り不死の身体となったデニー・コルトだった。ある日、闇取引の通報を受けてスピリットが現場に向かうとそこには仲間の警官が銃弾に倒れていた・・・
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あんまり期待してなかったのもあるんだけど、わりと面白かったです。『シンシティ』みたいにモノクロCGを背景に人物が動くような作風をイメージしてたんだけど、実写感がちゃんとあったし、何よりストーリーがシンプルでわかりやすかったのでそのぶん馴染みのない独特なキャラクターたちもじっくり楽しめました。こういうのって先ず名前を把握するのに苦労したりするんですよね。『ウォッチメン』は大変でしたもん。

不死の肉体となったのを機に自ら警察を手伝って悪と闘いセントラルシティを守る主人公スピリット。物語はスピリットと凶悪な犯罪者で宿敵のオクトパスとの対決を軸にしながら、かつての恋人で喧嘩別れをしてその後宝石泥棒になったサンド・サレフとスピリットの不死の謎をたっぷり絡めながら描いていきます。

スピリットとサンドのエピソードはメロドラマ的なものになるのかと思いきやしっかり伏線の役割を果たしていたのにはやられました。スピリットもサンドも警察や治安を守る仕事にそれぞれ深い思いを抱いていたんですね。こういうお話では女性はお色気担当がメインの役割になりがちですけど、エヴァ・メンデス、スカーレット・ヨハンソンの二人はセクシーなビジュアルだけじゃなくキャラクターでも魅力を発揮してましたね。出来れば二人の対決はもっと観たかったカモ。

オープニングロールのクレジットでも別格扱いだったサミュエル・L・ジャクソンとスカーレット・ヨハンソンの大物二人が個性的な悪役を演じているのがたまりませんね。ある意味主役のガブリエル・マクトを喰っちゃってる感もありますけど、この手の作品では悪役キャラの立ち具合というのがかなり重要なので必然と言えば必然かな?もし『ヤッターマン』がハリウッドで実写リメイクされたら間違いなくドロンジョ様はスカーレット・ヨハンソンで決まりでしょう(笑)。モーゲンスターンでしたっけ?スピリットをアシスタントする新顔の女性警察官もなかなか魅力的で面白かったですね。

いかにもアメリカっぽいアメコミ原作のハードボイルドタッチなアクションヒーロー物語。アメコミのこういうヒーロー物っていつも舞台となる街は退廃的で犯罪が多発してて、そして活躍するヒーローは何故か女たらしなんですよね(笑)。でもスピリットもオクトパスもどこかちょっと抜けてたりするとこは漫画っぽくて良かったです。それとクローン人間たちね(笑)。あのクローン人間のとこだけティム・バートンっぽくない?


堪能度★★★☆