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コネクテッドハリウッド映画を香港がリメイクするという逆パターンとしては初の作品なんだそうですね。オリジナルの『セルラー』はB級テイストなサスペンスながらもなかなか面白くて、しかもあのアクションスターのジェイソン・ステイサムが悪役で出演していてワタシ的にはお気に入りの作品なんですよね。それが香港流にどう味付けされているのかとっても楽しみにしてました。

出演はその他に、ニック・チョン、リウ・イエ、エディー・チョン、フローラ・チャン、コン・ベイビー、ルイス・ファン

+++ちょいあらすじ
ロボット設計士のグレイスは6歳の一人娘ティンティンと二人で暮らすシングルマザー。ある日グレイスが娘を学校に送り届け帰宅する途中で何者かに襲われ拉致されてしまう。場所のわからない倉庫のような部屋に監禁された彼女はわけのわからない状態に混乱に陥るが冷静さを取り戻すと持ち前の知識と技術で破壊された電話の修復を試み助けを求めて電話かけた。そして、電話は借金の取り立てをするアボンという男の携帯へと繋がり・・・
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一般的にリメイク版がオリジナルを越える事はまずなくてとても難しい事だと思ってるんだけど、この映画はそれをやってのけたんじゃないでしょうか。

めちゃめちゃ面白かったです。まさかここまでやってのけちゃうなんてスゴイですね。元が面白いんだしそこそこ期待出来るだろうとは思ってましたけどその期待を遥かに越えてくれました。香港という舞台を存分に生かした脚本と演出によってオリジナルにはない新たな魅力を持った作品として再生された作品と言えるでしょう。序盤での派手なカーアクションはちょっとやり過ぎな感じもしましたけど、あのメーターを振り切っても突っ走っちゃうような豪快パワーと無尽のエネルギーが全編に渡って繰り広げられそれがこの作品の原動力であり魅力なんでしょうね。

特にオリジナルでは味わえなかった笑いと涙はさすが香港流かな。私もアジア人だからなのかわからないけど、このリメイク版の主人公たちのほうが感情がとても強く伝わってくるんですよね。見ず知らずの女性グレイスの助けを求める叫び声に自らを犠牲に献身的に行動するアボンの姿には自然に共感し感情移入してるんですよね。

オリジナルではウィリアム・H・メイシーが演じたキーパーソンとなる定年間近の巡査部長の活躍がお気に入りだったのでその点が物足りないとこなんだけど、ファイ警官には若いぶんだけアクションでしっかり堪能させてもらったのでさほど不満はありません。グレイス宅での異変にファイがどうやって気付くんだろうと思ってたら、なるほど香港ならでは演出。結末も知っているはずなのに観ている間はオリジナルの事は全く忘れてたっぷり堪能しちゃいました。

でもね、いくらヒーローといってもあれだけ大混乱を引き起こしてさらに怪我人もだしてるだろうし、全くお咎め無しというのは無理なんじゃない?(笑)


堪能度★★★★☆