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HACHI 約束の犬まさか『ハチ公物語』がアメリカでリメイクされるとは思わなかったですよね。なんでもあちらの小学校などで絵本が話題になってるんだとか。いつもなら日本の物語をアメリカに描けるわけないって否定的に感じちゃうんですけど、この作品に関しては予告編を観て「これは意外といいんじゃない?」とちょっと楽しみにしてました。

出演はその他に、ジョーン・アレン、サラ・ローマー、ケイリー=ヒロユキ・タガワ、ジェイソン・アレクサンダー、エリック・アヴァリ、ダヴェニア・マクファデン

+++ちょいあらすじ
アメリカ東海岸郊外にあるベッドリッジ駅である日大学教授のパーカー・ウィルソンは迷子の秋田犬の仔犬を保護する。妻ケイトの反対もありパーカーは新たな飼い主を探してみるがその一方で強い愛情も抱き始めてしまう。そしてケイトもそんなパーカーと戯れる仔犬を見ているうちに受け入れ家族の一員となった仔犬は首輪のタグに刻まれていた文字からハチと名付けられる・・・
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日本の有名な実話を下敷きにしてるので物語についての感想はいまさらって感じもするんだけど、それでもやっぱり胸を打たれてしまう物語なんですよね。何もかもわかっていながら観ていても愛する主人を待ち続けるハチの姿には涙しちゃうのでした。主人公の犬に死なれてしまうお話も悲しいけど、飼い主の人間に死なれてもまた悲しいですよね。

時折、モノクローム調の映像でハチ目線を描かれるんですけど、その効果なのかハチの気持ちに感情移入していっちゃいます。特に巧い演出というわけじゃないけど、アメリカの風景の中ではかなり独特な風貌で多少違和感も覚えるような秋田犬はとても印象的だし、愛玩犬のようには媚びずとても忠実な秋田犬の個性と魅力がこの物語の素晴らしさと共に伝わってきます。

リメイク版としてはアメリカ流に上手く脚色、味付けされた作品だったと思います。少なくとも『南極物語』よりは全然いいですヨ。秋田犬に演技させるのは犬種の特性としても難しかったそうですけど、過度な演出がないぶんむしろ犬本来の自然な動作や表情に感じられて良かったのかもしれませんね。

この映画って吹替版のみ上映するシネコンも多いんですね。実は字幕版で観るつもりでいたんですけど時間の都合で吹替版になっちゃいました。宣伝スポットで何度も耳にしたリチャード・ギアの「HACHI」という声が聞けないのがちょっと残念だなと観る前は思ってましたけど、北大路欣也さんの渋い落ち着きある声と演技はさすが大御所って感じでとても良かったです。決してソフトバンクのCMの白戸家のお父さんではなかったです(笑)。

犬にあれほど忠実に愛されたら飼い主としては幸せこの上ないですよね。エンドロールでは実際のハチ公についての説明や銅像も出てきて日本人としてはとても感慨深いものがありました。ハチ公は日本人にとっても誇るべき英雄かもしれませんね。


犬好度★★★★