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ホッタラケの島 遥と魔法の鏡劇場予告編の映像がとても鮮やかなアートな感じでこれは絶対に観なくっちゃと思ってました。CGのタッチもアメリカ製とはちょっと違って日本のアニメらしい質感で色彩的にはかなり派手なんですけど、不思議と落ち着きが感じられるので楽しみにしてましたヨ。

声の出演はその他に、沢城みゆき、戸田菜穂、大森南朋、谷村美月、家弓家正、松元環季

+++ちょいあらすじ
幼い頃に母親を亡くし父親に育てられた遥も今は16歳の普通の女子高生で最近は父とも口げんかばかり。そんなある日、ふとしたことから失くしてしまった母の形見の手鏡を思い出し子供の頃遊んでいた神社を訪れる。その神社近くの祠には願い事をすると失くしてしまったものが帰ってくるという言い伝えがあった・・・
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まさかの号泣(感) 素晴らしいファンタジーアニメでした。途中までは普通に面白い程度だったのに、手鏡を探しに地下へ潜った辺りからストーリーに躍動感が出始めてからはもうドキドキしっぱなし。そして男爵がコットンに手をかけた瞬間、私の中でスイッチが入ったんですね。あそこで感情が一気に沸点に達しちゃいましたヨ。そこからは至るところに感動のツボがあって心臓はドックンドックン、目からは涙ポロポロの状態でスクリーンの中の遥とテオに心鷲掴みされっぱなしでした。期待はしてましたけど、これほど心を揺さぶられるとは思ってなくて、エンドロールでは高揚しすぎた感情をクールダウンさせてました(笑)。

最初はゲーム映像みたいな慣れないCGに戸惑ってたんですよね。挙動がのんびりしてるし話のテンポも遅いし。で、遥がホッタラケの世界に引き込まれててからは鮮やかな色彩と創造性豊かな世界観を楽しんでいたわけですが、ストーリー的にはまだまだガツンと来なくて。でも、この物語はスロースタートでゆっくりと加速を積み重ねていた事に後から気付くのです。考えてみればドラマが転がりだしたポイントはシアターでのコットンとの再会だったかもしれませんね。忘れてしまっていた大切な思い出としては手鏡よりコットンのほうが自分の思い出とも混じり合って共感出来たんですよね。

クライマックスでの男爵との攻防はまるで『天空の城ラピュタ』のようなドラマチックな展開で息つく暇もないくらいに飲み込まれてましたね。スピードとダイナミックさでグイグイ押し込んできたかと思えば鏡の中で蘇る遥の数々の思い出が巡るシーン。ああいう風に動と静の緩急の付け方が上手い展開って弱いんですよね。涙腺直撃されちゃうんです。日本のアニメは大人の心に響くストーリー性の高さが海外でも高く評価されてるわけですが、CGながらも繊細で情感あふれる描写力も素晴らしくて実写でも表現出来なさそうな物語の奥行きの深さに引き込まれていくのでした。

遥はお母さんの手鏡もぬいぐるみのコットンも決して蔑ろにしてたわけじゃないんですよね。少し大人になって心の傷が癒えた今だからこそ大切な思い出として向き合えるけど、あの頃はきっと悲しみに襲われて
見るのも辛かったのかもしれませんよね。

この夏は『ボルト』『サマーウォーズ』そしてこの作品と3つの素敵なアニメに出会えて嬉しいですね。どれもまだ上映中でもう一度観たいと思ってるんですけど、3つ全部となるとちょっと大変(笑)。


感動度★★★★★

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