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しんぼる松本人志監督の長編映画第二作です。前作に引き続き今作も予告編からは内容がさっぱり見えてこない怪しげな感じですよね。真っ白の部屋に黄色のパジャマを着た松っちゃんがいて四方の壁から天使の像みたいなのがうじゃうじゃ現れて・・・と、いったい何が起きるんでしょう?出演者も松本人志さん以外に誰がいるのか全く知らない

+++ちょいあらすじ
メキシコのとある町。覆面プロレスラーのエスカルゴマンは父と妻と娘と息子と平凡に暮らしを送っていた。しかし、この日は夫の様子が何か変だと妻は感じていた。今日の対戦相手は夫よりも一回りも若いテキラー・ジョーだった。その一方、黄色地の水玉のパジャマを着たおとこが目を覚ますと四方を白い壁に囲まれた部屋に閉じ込められていた・・・
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さすがは天才・松本人志監督、面白かったです(と言いつつ前作はワタシ的にはちょっとイマイチだったんですけど)。誰も真似出来ない誰も作れない誰も思いつかないであろう唯一無二の松本人志ワールドです。

決して意味が無いわけじゃないんだけど言葉で語るのは難しい映画ですね。もしかしたら意味を考えてしまうことが無意味だったりするのかもしれないけど、そうやって振り回すのが狙いなんじゃないかと深読みもさせられてしまうのですが、基本的には何も考えず笑って楽しめばいいんじゃないでしょうか。

メキシコの覆面レスラーとその家族を映し出す一方で真っ白の部屋に閉じ込められた松ちゃん演じる一人の男の顛末を並行して描いていきます。両者は最後になって関連性を持ちますが、基本的にはパラレルワールドな関係。テーマもストーリー性も終盤まで全く見えないままなんですが、それでも部屋から何とかして脱出しようとする男の行動からは一瞬たりとも目が離せず、これから起きる何かに引き付けられてしまうんですよね。展開が予想出来たのは唯一お醤油のとこだけでしたね(笑)。

「修行」「実践」「未来」と3つに分かれたパートは終わってみれば確かにそうかもと思える感じ。ラストの解釈が難しいところだけど、最後のアレを押すと何が起きるんでしょうね?出口が開きそうにも思うけど、全てがリセットされてまた最初からに戻ってしまいそうな気もします。

90分程の尺だけどこの内容で最後までしっかり引っ張れるというのは実はスゴイんじゃないかと思うんですよね。好みで言えば前作の『大日本人』よりこっちのほうがずっと好きかも。

この映画、何を楽しむかと言えば、ズバリ「松本人志を楽しむ」それに尽きるのかもしれません。


松本度★★★★


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