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カムイ外伝白土三平さんの原作コミックを宮藤官九郎の脚本によって崔洋一監督が映画化した大型アクション娯楽映画です。宣伝にもかなり力を入れてるようで劇場予告編も迫力たっぷりな映像が印象的でしたけど、こういう場合って期待ハズレになることも多いのでなんとなく不安も過るのですが、あまり入れ込み過ぎずに楽しめたらと思います。

出演はその他に、伊藤英明、大後寿々花、イーキン・チェン、金井勇太、芦名星、土屋アンナ、イ・ハソン、山本浩司、PANTA、佐藤浩市、小林薫

+++ちょいあらすじ
幼い頃から忍びとして育てられ優れた腕前を持つまでに大きく成長したカムイだったがやがて殺戮に明け暮れ厳しい掟に縛られる生活に嫌気がさし忍びの世界から去るのだが、裏切り者の抜け忍として執拗に追い続けられる身となっていた・・・
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やや大味なところも見受けられますがエンターテイメントな時代活劇として堪能できちゃいました。なかなか面白かったです。原作イラストを用いて山崎努さんのナレーションで語られていくオープニングは良かったですね。これから始まる物語に重厚感を与えるとともに短い説明ながらもこの物語の持つ世界観や背景がつかめてスムーズに入り込んでいけました。あの白土三平さんのタッチを久々に目にしてちょっと懐かしかったですね。

松ケンの忍者役って似合うのか似合わないのかちょっと不安でしたけど、このカムイ役にはハマっていたように思いました。というか私の中ではサスケのイメージとも重なるんですけど、サスケは甲賀でカムイは伊賀なんでしったけ?カムイはもう少年ではないけれどかといってまだ大人にもなりきれてない感じで世の中の不条理さに苛まれたり憤りを感じながら生きる主人公の姿が彼の熱演によって伝わってきます。

原作の詳しい内容までは知らないんですけど、この物語は抜け忍となったカムイが追い忍の追撃から逃れながら成長していく長い旅路の一部なんですね。この映画で描かれていない部分にも様々なドラマがあることが想像出来ますし原作の持つスケールの大きさが感じられてきます。

純粋な心を持ちつつも生き抜くために敵を殺めなければならない忍びとしての過酷な宿命から逃れる事の出来ないカムイ。差別的な身分の出ゆえに忍びの世界に身を投じたもののその生き方に疑問を持ち抜け忍となったカムイ。普通に人として生きていく事、ただそれだけの願いも忍びの掟である非情な運命が彼を逃さずどこまでも追い続けるのです。

たぶん最強の敵であろう大頭とは決着をつけてないし佐藤浩市さん演じる領主もさほど活躍してないので続編の可能性も十分ありそうな予感なんですけどこの映画はシリーズ化をぜひ期待したいですね。


娯楽度★★★★

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