ブログネタ
日本映画2 に参加中!
のだめカンタービレ 最終楽章 前編別に映画化しなくてもTVドラマでいいじゃんと思ってたんですけど、ここ最近の映画宣伝で主演の玉木宏さんが「演奏もクラシック音楽も映画ならではスケールになってとてもいいんです」とコメントしていたのを聞いて私も受け止め方をガラリとチェンジ。TVドラマにはしっかりハマっていたのでスクリーンで再会する千秋先輩とのだめが楽しみでした。

出演はその他に、瑛太、水川あさみ、小出恵介、ウエンツ瑛士、ベッキー、山口紗弥加、山田優、谷原章介、なだぎ武、チャド・マレーン、福士誠治、吉瀬美智子、伊武雅刀、竹中直人

+++ちょいあらすじ
プラティニ国際音楽コンクールでの優勝した千秋はルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者になることが決まる。しかし、正式着任の前にフランクに誘われバイオリンのエキストラとしてオケに参加することになった千秋はまったくやる気の感じられない団員たちの態度に愕然とするのだった・・・
+++

ブラボー!ブラボー!

まさかあのTVドラマがこんなにも映画サイズにばっちりハマるなんて意外でしたね。スケールの大きさも豪華さも『アマルフィ』なんて目じゃないでしょ。しかもこれはまだ前編なのだからたまらないですよね。凄く面白かったし感動もさせられたしこれは日本が誇る娯楽大作音楽コメディ映画かも(笑)。

前編はTVドラマのSP版同様に千秋がメインのストーリー。プラティニ国際音楽コンクールでの優勝後、ルー・マルレ・オーケストラの常任指揮者になることが決まった千秋でしたが、このオーケストラがはかつてはシュトレーゼマンも携わり育てた経緯もある素晴らしい伝統がありながら今は団員のやる気も感じられないポンコツ楽団だったのです。再び駄目オーケストラを指揮することになった千秋でしたけどSオケでの経験が彼の自信になっているのか、千秋はこのオーケストラの再生に懸命になります。

玉木宏さんのコメント通り映画ならではの環境がこのクラシック音楽を題材にした作品にとても上手くマッチしてましたね。音響の良さはもちろんですが、TV画面よりもさらにワイドになったスクリーンサイズでは大きなオーケストラもきっちり収まりますし、タクトを振る千秋の姿も両手の先まで収まってさらに余裕もあるぶん、千秋のダイナミックな指揮が存分に堪能出来ちゃうんですよね。いろんな意味でグレードアップしてる演奏シーンは映画ならではの迫力でライブ感覚で聞き入ってしまいました。

そしてのだめの「変態の森」まで映画版らしくスケールアップされてるなんて感激でしたね。ここにもそんなにお金懸けちゃうんだってくらいの派手さでしたけど、こういうのは贅沢感もあっていいんですよね。あの映像はアニメとしてもミュージカルシーンとしてもとても楽しかったし、かの名作『ファンタジア』にも負けない出来映えだったと思いますヨ。

音楽映画の定石通りクライマックスのコンサートで最高潮の盛り上がりを見せてくれるのですが、しかしこれはまだ前編。ステージの上で素晴らしい指揮と演奏を披露し脚光を浴びる千秋の姿を目にしたのだめは恐ろしい劣等感に襲われます。熱気に包まれた客席の中でただ一人、千秋の姿を見て悲しみにうちひしがれるのだめの姿はとても強烈な印象を残し後編への期待をより一層高めてくれるのでした。

エンドロール後にあった後編の予告編。あれだけでもウルっときちゃったじゃないですか。4月まで待てません、早く公開してくださいッ。


堪能度★★★★☆


シリーズ作品
のだめカンタービレ 最終楽章 後編