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パルナサスの鏡主演ヒース・レジャーの突然の死によって映画製作が危ぶまれたのをジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルらの親友3人によって今は亡き彼の意思が引き継がれ無事に完成を果たした作品がついに日本でも公開日を迎えました。テリー・ギリアム監督が大好きな私としてはとても楽しみにしていた作品でそれがヒース・レジャーの遺作となってしまったのは残念ですけど、いろんな意味で思い出深い作品になってほしいと期待してます。

出演はその他に、クリストファー・プラマー、ジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレル、リリー・コール、アンドリュー・ガーフィールド、ヴァーン・トロイヤー、トム・ウェイツ

+++ちょいあらすじ
英国のロンドンに1000歳を超えるというパルナサス博士とその娘ヴァレンティナ、曲芸師のアントン、そして小人のパーシーの旅の一座が現れる。彼らの見せ物である移動式劇場はお客を鏡の世界に招き入れパルナサス博士の力で不思議な世界を体験させていくのだが、実はそこにはかつて悪魔とかわしたある秘密があった・・・
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摩訶不思議なテリー・ギリアムのファンタジーワールド。たんに楽しいお伽話ではなくてどこか皮肉めいていて残酷だったりするのはテリー・ギリアムの持ち味で哲学だったりすると思うんだけど、この世界観は久々に鬼才らしい鬼才な作品だったと思います。出来れば鏡の中のお話をもっともっと観ていたかったですね。

悪魔と賭けをして勝利し不死を手に入れたもののそれは悪魔の策略で死ねない苦痛を抱えながら生きて1000歳になるDr.パルナサス。悪魔との契約で娘ヴァレンティナが16歳になったら差し出さなければならず苦悩するパルナサスは娘を守るために再び悪魔との賭けに再び挑むのです。

あの不思議な世界と繋がる鏡が何なのかが凄く気になってたんですけど、結局詳しいことはスルー?鏡の中の世界では要するにパルナサスと悪魔が招き入れた人間を駒に賭けをしていて最後の二者択一、パルナサスの信条か悪魔の誘惑かの選択によってその勝敗が決まるのです。鏡の世界のルール?がどうととかあるみたいだったけどそこんとこもっと詳しく教えてほしかったですね。

ヒースがどこから出てくるんだろと思っていたら、いきなり首吊り状態なのにはビックリしちゃいました。笑えるけどちょっとビミョーで複雑な気分なんですよね。もっとも映画を作っている時点でその後に起こる事がわかるはずもないんですけど。

ヒースが演じるのは記憶喪失の謎な慈善活動家でやたら女性にもてまくります。そんな彼の魅力を利用してパルナサスの旅の一座は客を取り込むのですが、そこに偶然現れたロシアンマフィア?との騒動はかなりツボでした。女装警官が出て来て踊りだすとこなんてたいして意味ないんですけどウケましたね。ヒースは現実世界の場面を撮り終えたところで急逝されたので、鏡の中では別の姿になるという設定でジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が場面を分担して演じてるのですが、みんなヒースに凄く似せたメイクにしてませんでした。私は逆にもっと違いをだしたほうが良かったと思ったんですけど、3人の友情に敬意を表して文句は言いません。

エンドロールでのクレジット表示がアンティークなデザインで素敵だなァと眺めていたら終了後のあの不思議な演出は何だったんでしょうね?客席が明るくなるまではみんなが静寂を保ってないと効果台無しカモ。最初は客席の誰かのが鳴っているのかと思っちゃいましたヨ。


幻想度★★★★