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アリス・イン・ワンダーランド別に何か根拠があったわけじゃないですけど、いつかティム・バートンが『不思議の国のアリス』を手がけるような気がしてたんですよね。あの世界観はティム・バートンが好きそうだし作風も合いそうに思いましたけど、劇場予告編を観た感じではどうやら私の予想をかなり越えた出来映えのようで公開日が待ち遠しかったです。もちろんIMAX-3D 字幕版での鑑賞です。

出演はその他に、ミア・ワシコウスカ、ヘレナ・ボナム=カーター、アン・ハサウェイ、クリスピン・グローヴァー、マット・ルーカス、アラン・リックマン、マイケル・シーン、スティーヴン・フライ、ティモシー・スポール、ポール・ホワイトハウス、バーバラ・ウィンザー、マイケル・ガフ、クリストファー・リー
監督:ティム・バートン

+++ちょいあらすじ
6歳の頃、ウサギの穴に落ちて不思議な世界に迷い込んだ夢の記憶を19歳になった今でも見てしまうアリス・キングスレー。アリスはある日母親に連れて知り合いの貴族のパーティに出席すると、それはアリスには内緒で計画されたその貴族の息子との婚姻をお披露目する場だった。戸惑うアリスは屋敷の庭で見かけた白ウサギを追いかけ・・・
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これぞファンタジー!ティム・バートンならではのファンタスティックな世界。ダークさはディズニーとではこれが限界と監督本人がコメントされてるのでそこは許しちゃいますよ。アンダーランドをアリスと共に冒険する摩訶不思議な物語。まさに映画の醍醐味をどっぷり堪能する夢のような時間を過ごす事が出来ました。面白かったァ。

オリジナルは小説では読んだことはありませんが、映像化されたものなどで観ています。特に有名なのはディズニーアニメだと思いますけど私の中で最も印象的だったのはその昔、Macのフリーソフトにあったハイパーカード製の作品なんです。たぶんold Mac Userなら知っている有名なスタックだったと思いますけど、要するに電子絵本みたいなもので、どこか不気味なタッチの挿絵とギミックで飾られたアリスの世界はその当時はなかなかのハイセンスでハマってしまいました。そしてこのティム・バートンの『アリス』は私にはその作品の延長上にも感じられたんですよね。

オリジナルの『アリス』はとても奇妙であの子供向けにしてはダークでシュールな世界観はとても好きでしたけど、物語でのアリスの行動にはちょっと違和感があったんですよね。というのもアリスはウサギや猫らに教えられる通りに動くだけで振り回され戸惑うばかりでなかなか自分自身で判断し行動する姿を見せてくれませんでした。

そしてティム・バートンが描く13年後のたアリスも未だ自分自身の殻を破れず親が決めた貴族の息子との結婚話に戸惑う19歳の女の子なのですが、白ウサギに導かれ再びアンダーランドに迷い込んだアリスは今度も夢か現実かわからないこの世界で戸惑いつつも、父が遺し「偉大な人はみんなどこか変」や青い芋虫アブソレムの問いかけ「お前は誰だ?」という言葉に勇気づけられ自分自身をしっかり見つめ直し戦う勇気を絞り自ら運命を切り開いていくのです。

終盤からクライマックスの展開はこれがあの不思議の国のアリス?と思ってしまうくらいの大スペクタクルな展開です。ヴォーパルの剣を持って勇ましく闘うアリスは映画界に久々に現れたニューヒロインと言えるでしょう。

欲を言えば赤の女王の非道さや残酷さはもっと強調して欲しかったかも。ヴィジュアル的にはヘレナ・ボナム=カーターが演じる赤の女王イラスベスにはとても満足なんですけど、赤の女王のエピソードはディズニーアニメのほうが残酷で怖かった印象があるんですよね。でもこれは続編だからあらためて説明は不要ってことなのかな?

そしてジョニー・デップの演じるマッドー・ハッター。こんな奇妙なキャラクターを存在感たっぷりに演じられる俳優はなかなかいませんよね。というかジョニー・デップが演じるだけでキャラと成立しちゃってるのがスゴイんですけど(笑)。

IMAX-3Dじゃなくてもいいからもう1回観たいかも。今度は吹替版にしよっかな?


堪能度★★★★★