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ジェニファーズ・ボディこれも予告編での印象がとても強くて気になってた作品です。『トランスフォーマー』のヒロインで脚光を浴びたミーガン・フォックス主演のサスペンス・ホラー。なんですが、予告編ではコメディ要素もみられて少女マンガ風のホラーっぽそうな感じが面白そうで観に行ってきちゃいました。

出演はその他に、アマンダ・セイフライド、ジョニー・シモンズ、J・K・シモンズ、エイミー・セダリス、アダム・ブロディ、クリス・プラット、シンシア・スティーヴンソン、ダン・ジョフレ、キャリー・ゲンゼル
監督: カリン・クサマ

+++ちょいあらすじ
アメリカ中西部の田舎町デビル・ケトル。悪魔の釜と呼ばれるその町の高校には学園イチの美人で人気者ジェニファーと幼馴染みで地味な存在のニーディの親友同士が通っていた。ある日ジェニファーはお気に入りインディーズバンドのライブが町のバーであるから観に行こうとニーディを誘う。ところがライブ中に突然火災が発生しバーは大惨事に・・・
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要するに男の子たちの性欲につけこんで自分の食欲を満たしていく悪魔になった女の子のお話です(笑)。

沈んだら二度と浮かび上がってこない不思議な滝壺があることから悪魔の釜とも言われている小さな町に住む女子高生のニーディは学校でも一番の美人で人気者のジェニファーと容姿では全く不釣り合いと言われていたが幼馴染みの大親友でいつも一緒に行動していました。ある日、この町でインディーズバンドのローショルダーのライブが行われニーディはジェニファーに誘われ出掛けます。ところが会場の酒場で火事が発生し二人はなんとか逃げ出ししますが、直後にジェニファーは平然と酒を飲んでいるボーカルの男に誘われ車に乗ってどこかへ消えてしまいました。ニーディは仕方なく一人で帰宅するとそこに血だらけで不気味な行動をするジェニファーが現れます。

少女たちの青春ストーリーを素材にしてホラー味たっぷりに調理したような映画なんですね。テイストとしては『トワイライト』に通ずるところがあるかも。ただしスケールはかなり小さいですけどね。

ハッキリ言って映画の内容は薄っぺらいです。でもその薄っぺらさがライト感覚ホラーの味わいになっているとも言えるでしょう。小さな町で悲劇が起こり猟奇的事件が続いてもたいして騒ぎにもならず悲壮感もなければ恐怖感もそれほど感じません。小さな金魚鉢の中だけのお話なんですね。前フリも伏線もほとんど無しの平坦なストーリーが勢いよく暴走していくのです。

今どき悪魔への生け贄で憑依されちゃうなんて何十年前のオカルト映画なんだか(笑)。基本的に物語はニーディの視点で不気味に変貌したジェニファーの姿を描いていくだけで主要人物も他にはニーディの恋人チップくらい。ただそのあまりにチープなところと怪奇現象にしてもありえないシュールなバカバカしさがちょっと面白かったりして後には何も残らないんだけど観ているときは何だか楽しかったんですよね。

前半はけっこうドキドキさせられるシーンがありましたね。さすがに不意打ちのドッキリは怖いです。特にベッドに勝手に入り込まれてた時はニーディと一緒になって驚いちゃいました。それは相手がモンスターじゃなくても怖いでしょうに。人ん家に勝手に入るなってば(笑)。

映像的には肝心なとこをマイルドにぼかしてくるのでそんなに怖くはありませんでした。グロい描写もちょっとだけかな。ジェニファーが何故そうなったのかは謎のままビッチなモンスターと化した彼女がお腹が空くとやつれてきて男を襲って満たされると美しさも増していくという凄惨なビューティーコロシアム状態。ジェニファーが車に襲いかかってくる場面も一瞬ビックリしますけどすぐに笑いに変換しちゃうんですね。後半に入っても話は一向に平坦なまま膨らんでいかないのでちょっと飽きてきてしまいましたけど、それでもクライマックスでついにジェニファーがニーディの恋人チップを餌食にしようとしてニーディとのバトルへと突入していきます。飛べるのと浮かんでるのと何が違うのかよくわかりませんが、モンスター化してるジェニファーと互角に喧嘩してるニーディもスゴイのです(笑)。

これってPG12指定ですけど下ネタ系トークも多いしベッドシーンもあるしで保護者同伴でも小学生以下には向かないんじゃないかな?たしかに映像的には激しくはないですけど、セリフはけっこう生々しかったですよ。せっかくセクシーなミーガン・フォックスを起用したんだからR15+クラスの濃厚なホラーでも良かったのにね。映画の味付けにもうひと捻り何があると深みも出たかもしれませんね。


娯楽度★★★