ブログネタ
映画鑑賞日記2 に参加中!
ヤギと男と男と壁とジョージ・クルーニーとユアン・マクレガーの主演作品にしてはこの公開規模はちょっと地味かな?と思っていましたけど、いざ劇場でかかり始めた予告編を観るとB級テイストな香りが漂う作風だったので、こんなものなのかもしれませんね。原作はノンフィクションらしいんですけど超能力部隊なんていかにも怪しくて興味津々で観に行ってきちゃいました。

出演はその他に、ジェフ・ブリッジス、ケヴィン・スペイシー、スティーヴン・ラング、ニック・オファーマン、ティム・グリフィン、ワリード・F・ズエイター、ロバート・パトリック、レベッカ・メイダー、スティーヴン・ルート、グレン・モーシャワー、ブラッド・グランバーグ
監督:グラント・ヘスロヴ

+++ちょいあらすじ
地方紙の新聞記者ボブは妻と編集長との浮気を知ったのきっかけにイラク戦争への取材に出かけ入国手続きをするために経由したクウェートのホテルでリンという男に出会った。その名前に聞き覚えのあったボブは彼が以前取材で会った男から聞いたアメリカ軍で有能だった特殊能力の持ち主だと気づきリンに同行取材を求める・・・
+++


キャタピラー』を鑑賞したその翌日に観たのがこんなおちょくったような戦争映画で良かったのかちょっと後ろめたさを感じました(苦笑)。

どうしてユアン・マクレガーが出演していたかといえば、それはひとえに彼がジェダイの騎士でアナキンとルークのパダワンでもあるオビ・ワン・ケノービだからなのでしょう(笑)。まるで『スターウォーズ』のパロディを観ているような感覚でしたけど「実話に近いストーリー」というのがいったいどれほど実話性なのでしょう?

70年代の当時ソ連が超能力者を戦争に利用しているらしいというホントかどうかも定かではない情報からアメリカ軍も超能力部隊の開発に着手しそれがジェダイ計画と呼ばれたそうです。

物語は2002年から始まります。ユアン・マクレガー演じるジャーナリストのボブがある人物に取材した折りに超能力部隊の話を知ります。その後ボブは妻に捨てられたのを機にイラクでの戦争取材へ向かいクウェートで出会ったジョージ・クルーニー演じる男が以前取材で聞いた超能力部隊にいたリン・キャシディだと知り彼に同行取材を求め二人はイラクのとある場所へと向かうのです。

現在進行形で描かれていくストーリーはロード・ムービーなんですけど、実は主軸となっているのはその旅の中でリンがボブに語るジェダイ計画なるものの真相と言えるでしょう。それは現代の感覚ではとても正気とは思えないプロジェクト。遠隔視という念じるだけで人の居場所を探しだす能力や同じく念じるだけで山羊の心臓を止めてしまう能力や壁の通り抜けなどいくらなんでもそれは眉唾モノではと思うようなことばかりで、その立派な名前からは精鋭部隊をイメージしてしまいますがその実態はとってもヘナチョコなおかしな兵士たちばかりなのです。

おそらく超能力部隊の発想って当時の世相や社会状況を反映したものなんでしょうね。新地球軍の創設のきっかけとなったビルはどうやらおもいっきりヒッピー文化に傾倒していたみたいで、その信条は世界平和という正しいようで何か矛盾しているような変な感じ。そんな荒唐無稽とも言える超能力の研究に大真面目に取り組んでいる様子がまるでコントみたいなんですけど、それをハリウッドを代表するような二人に大物俳優が演じているだけになおさら滑稽に感じられて笑ってしまうんですよね。

私としてはユアン・マクレガーにジョージ・クルーニーがジェダイ戦士論を熱く語っているだけでツボでしたけど、いったいこのお話はどこまでホントなんでしょうか?(笑)


滑稽度★★★☆