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怪談レストランやっぱり夏休み映画といえばファミリー向けホラー映画というのも定番ジャンルですよね。私は原作もTVアニメのこともよく知らないのですが児童文学作家の松谷みよ子さんの代表作である児童文学シリーズを原作にアニメと実写を組み合わせて映画化したホラー冒険ファンタジーです。監督は『感染』『シャッター』など本格ホラー作品を手掛けてきた落合正幸監督です。

出演はその他に、剛力彩芽、冨田佳輔、さくらまや、片桐はいり、村松利史、田中卓志、山根良顕、長友光弘、西村雅彦、白石涼子、優希比呂、浅野真澄、平田広明

+++ちょいあらすじ
山桜市では子供たちの間では人々が突然姿を消すという不思議な現象が起き子供たちの間では死神メールなるものの噂が伝わり恐がらせていた。それは死神からメールが届いたら呪文を返信しないと4通目のメールが届いたときに本物の死神が現れ連れ去られてしまうというものだった・・・
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夏休みの子供向けホラー映画って意外と侮れない良作があったりするという印象が私にはあるので何気に楽しみにはしてましが、残念ながらアタリくじというわけにはいきませんでした。そこそこ楽しめたって感じかな?スクリーンの大きな劇場でお客さんが少なくて長閑な雰囲気だったので鑑賞後は妙にリラックスした気分でした。

物語は全編アニメの『前菜「死神メール」』と実写の『メインディッシュ「怪談レストラン」』の二部構成になってます。

最初のアニメ編はいかにも今風なキャラの絵柄に反して意外とシリアスな怖さを感じました。山桜小学校のレイコの携帯にある日謎のメールが届きます。発信アドレスは不明で「564219」という数字だけが書かれていました。友達の大空アコによるとそれは最近噂の死神メールで4通目が届く死人の世界に連れて行かれるそうです。アコとレイコにショウも連れ添って添付写真に写っていた怪談レストランと呼ばれる廃墟の建物に何か秘密があると訪ねてみます。

「564219」って大人でもちょっとドキリとしますよね。数字の語呂合わせというのがかえって不気味で恐いです。この前菜は15分くらいエピソードであっさり解決して終わるのですが劇中で消えてしまったというアコの友達のエピソードが続く実写版本編へと引き継がれていくのです。

アニメから実写に変わるせいか物語の継続性がイマイチわかりにくいのだけど今度は山桜中学校が舞台になります。ここでも行方不明事件が起きていて黒川リュウという男子生徒が姿を消していました。そしてリュウの友人でライバルの皆神カオルのもとに死神メールが届き始めます。そこへ怪奇探偵を名乗る天野ハルという中学生が現れこの怪奇現象の捜査をすると言い出します。実はハルも消えた妹マイを探しておりマイはアニメ編でのアコの友達だったのです。

感想というより筋書きの説明ばかりになってしまいましたけど、内容的にはこちらの実写編のほうがマンガっぽいんですよね。映像的にはダークな色調で落合正幸監督らしさも感じられましたが、たぶんこの監督さんはコメディが苦手なんじゃないでしょうか?センスがないのか笑わせようとするとこでダダスベリしてます。出演したアンガールズらお笑い芸人さんたちもただ怪我しに出てきたただけのようにも思えてちょっと気の毒でした(笑)。

死神やお化けなんかより、不気味なメールのほうが恐く感じられるというのは現代社会ならではの感覚なのでしょうか。あくまでも子供向けと割り切ったとしても恐怖も笑いも中途半端でしたね。せっかくの落合正幸監督なんだから恐がらせるところと笑わせるところはもっとメリハリをつけてもヨカッタような?映画初出演でヒロイン役を務めた工藤綾乃さんが意外にもそつなくこなしていたのは好印象でした。


怪談度★★☆