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美人図パク・シニャンとムン・グニョン主演のTVドラマ『風の絵師』でも描かれた韓国で18世紀に実在した天才画家シン・ユンボク。そのシン・ユンボクの代表作である「美人図」をめぐる愛の軌跡を描いた官能ドラマです。主演のキム・ミンソンさんはどちらかといえばTVドラマでの印象が強い女優さんなんですが、何でもこの作品には相当な意気込みで臨んだらしくベッドシーンにも果敢に挑戦されたんだとか。でも韓国ではR18指定なのに日本ではそれらしきレイティングが指定されていないところをみるとどうなってるんでしょう?

出演はその他に、チュ・ジャヒョン、コン・ホソク、ハン・ミョング、パク・チイル、クォン・ビョンギル、チェ・ギュファン、ヨ・ホミン 

+++ちょいあらすじ
18世紀末、朝鮮ルネッサンスが花開いた時代、代々続いた宮廷絵師の家に生まれた女の子がいた。天賦の才能を持つ彼女は、宮廷は女人禁制のため、幼い日に亡くした兄に代わってユンボクという男性として生きることになる。名絵師キム・ホンドの下、ユンボクの才能はどんどん開花してゆく。そんなある日、ユンボクはガンムという鏡職人と出会う。女であることを知られ恋に落ちるユンボクは、初めて女として愛を貫きたいという気持ちが芽生えるのだった・・・(作品資料より)
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霜花店 運命、その愛』ほどの濃厚さとまではいきませんでしたけど、甘く切なく、そして艶っぽい官能時代劇メロドラマでした。原作は『風の絵師』と同じイ・ジョンミョンの小説で伝説の絵師シン・ユンボクが女性だったらという設定で描かれているのですが、まずTVドラマと大きく異なるのは大胆な情交のシーンを盛り込んだ官能作品になっているところでしょう。

宮廷絵師の家に生まれたシン・ユンボクはその才能を讃えられシン家の跡継ぎとしてその将来を嘱望されていたがお披露目の席で絵を描いてみせることが出来ずその後自ら命を絶ってしまいます。実はユンボクの絵を書いていたのは7歳の妹で父は跡継ぎを失ったのはお前のせいだと叱責しシン家のために彼女が兄に代わってシン・ユンボクとして生きることになります。やがて成長したユンボクは名絵師として名高いキム・ホンドに弟子入りしさらに才能を開花させ官吏となって図画署に勤め始めす。そしてある日、町でガンムという鏡売りの青年と出会ったことから男性ユンボクとして生きてきた彼女が女性としての感情を揺さぶられ恋に落ちていくのです。

映画として強く心を揺さぶられるというところまでは至りませんでしたけど、物語は主人公のユンボクが青年ガンムと恋に落ちる一方で師匠のホンドが師弟愛を越えた感情をユンボクに抱き三人の関係性が複雑に絡み合い、さらにホンドへの思いを引きずる美しい妓生ソルファの思惑が三人の運命を翻弄し泥沼化していくというドラマチックな展開でハマってしまいました。また再現された18世紀の朝鮮文化の美しい衣装や装飾品など見所も多く映画全体としてのまとまりが良く楽しめた作品でした。

やっぱりR指定になっても良さそうな内容でしたけどどこにも記述は見当たらなかったような?映倫スルー?キム・ミンソンさんってセクシーというイメージがあまりなかったからちょっと意外な感じでした。基本的にセクシーさが売りの女優さんではないので官能的な要素を期待する人にはちょっと物足りないかもしれませんが、ワタシ的には彼女が「脱ぐ」というイメージがなかったのでインパクトがありましたし、この主演役には彼女のなみなみならぬ女優人生を賭けたような意気込みを感じるのでした。

TVドラマ『善徳女王』で日本での人気が高まったらしいキム・ナムギルさんが演じたガンムはなかなか爽やかなでユンボクとの絡みもその健康的な肉体美のおかげで淫らでありながらも二人の情熱的な関係がとてもロマンチックに感じられるシーンになってたと思います。


密愛度★★★☆