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クレイジーズ汚染された飲み水から広がるウィルス感染による惨劇を描いたサバイバル・パニック・ホラー映画です。あの『ゾンビ』の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛けた『ザ・クレイジーズ』を基に『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』のブレック・アイズナーが監督を務めA・ロメロ監督も製作総指揮に名を連ねるという準セルフリメイク?な作品です。でも公開直前になってテレビでながれだした八名信夫さんが出演する「キューサイ青汁」のCMをパロったような宣伝スポットを見るとあんまり期待出来なさそうなイヤな予感が・・・(苦笑)。ウィルス汚染された水なんて不味い以前に飲みたくないですってば。

出演はその他に、ラダ・ミッチェル、ジョー・アンダーソン、ダニエル・パナベイカー、クリスティー・リン・スミス、ブレット・リッカビー、プレストン・ベイリー、ジョン・アイルウォード、ジョー・リーガン、グレン・モーシャワー、ラリー・セダー

+++ちょいあらすじ
平穏で長閑な小さな町で立て続けに3人の死者が発生し保安官のデヴィッドは何か大きな異変が起きていることに気付く。川ではパラシュート姿の兵士の遺体が発見され捜索したデヴィッドは川の底に軍用機が墜落しているのを見つけ水が汚染されているのではないかと疑い始める。その夜、軍は事態を秘密裏に処理しようと町全体を封鎖し住民たちを隔離してしまう・・・
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怖がりなのでクレイジーズに襲われる場面ではドキドキヒヤヒヤさせられて楽しめましたけど、このストーリーはかなり微妙?どうして何の情報もないのに凶暴かした人たちがウィルス感染だと疑えるんでしょう?川に飛行機が墜落してるから水が汚染源だなんて保安官は名探偵ですか?そこに導くにはやはり伏線というものがないと物語としては楽しめません。

マグデン・マシューという農村地区にある町の大勢の町人たちが集まり盛り上がる野球の試合に突然ローリーという男が銃を手に現れ騒然となります。ちょうどその場で試合を観戦していた保安官のデヴィッドがローリーに冷静になるように促しますがローリーは挙動不審で反応を示しません。そしてローリーが銃口向けた瞬間デヴィッドは射殺してしまいます。それがこれからこの町で始まる大惨事の序章だったのです。

その夜、ビルという男が家に火を放ち家族を殺してしまう事件が発生しさらに翌日には川でパラシュート姿の兵士の遺体が発見されデヴィッドは何故か全ての事件を一つの線で繋げて推理してしまうのですが、その晩、町全体が軍によって制圧され住民たちは何も知らされないまま隔離されてしまいます。

その後とあるハプニングをきっかけにデヴィッドが脱出し保安官事務所で武器を調達して同僚の保安官補佐ラッセルとともに妻ジュディの救出に向かいジュディの営むファミリー診療所で看護士を務めるベッカも連れて4人で町からの脱出を試みるのです。

この物語では感染者たちはゾンビやアンデッドとは違って凶暴化しているだけで知能があるぶん厄介なのがポイントかもしれません。でもね、主人公たちはまるで台本をもらっているかのように(笑)ストーリーは彼らに都合良く展開していくので面白みにも欠けるんですよね。ナイフで手の甲から串刺しにされたデヴィッドが痛がりもせずに車を運転していたり(彼しか運転出来なかったの?)とか、感染者なのか疑わしいラッセルによってデヴィッドとジュディが窮地に陥るのかと思いきや何故かラッセルが自己犠牲の精神を発揮したりと、あまりにリアリティのなさすぎる状況が続いていくとストーリー的な緊迫感はすっかりどこかに消えてしまい不自然さがどんどん増していくだけなのでした。

ラスト直前のスーパーでの必死の攻防はそれなりに観応えがありましたけど、肝心のラストは米軍の行動は完全に予想の範囲でしたし、あのとんでもない状況下でたいした怪我もせずに無事に生き延びた二人はありえなさ過ぎて呆気にとられたままエンドロールのクレジットを眺めてしまいました。


感染度★★


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