ブログネタ
映画鑑賞日記2 に参加中!
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART12001年の『ハリー・ポッターと賢者の石』からおよそ9年という長い月日を経ていよいよ第七作目、最終章の第一部を迎えました。第三作目までは原作小説を先に読んでいたし映画はちょっと子供っぽい味付けのような気がして私自身そんなに盛り上れてなかったんですけど未読の『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』辺りから高揚感も期待値も急上昇してこの公開をとても待ち遠しくて楽しみにしてました。

出演はその他に、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ヘレナ・ボナム=カーター、ロビー・コルトレーン、トム・フェルトン、レイフ・ファインズ、ブレンダン・グリーソン、リチャード・グリフィス、ジョン・ハート、ジェイソン・アイザックス、ヘレン・マックロリー、ビル・ナイ、ミランダ・リチャードソン、アラン・リックマン、マギー・スミス、ティモシー・スポール、イメルダ・スタウントン、デヴィッド・シューリス、ジュリー・ウォルターズ、ボニー・ライト

+++ちょいあらすじ
ヴォルデモート卿の手に落ちたドラコとスネイプの策略によってダンブルドア校長が殺され、ホグワーツ魔法魔術学校のみならずマグルの世界までも闇の者たちに支配されつつあり、世界は危機的な状況に直面していた。ハリー・ポッターは親友のロン・ウィーズリーとハーマイオニー・グレンジャーと共にヴォルデモート卿の不死の鍵となる分霊箱を探しだし破壊しようと旅立つのだった・・・
+++

何だかえらい中途半端なところで終わってしまって、思わず「えーここでッ?」と心の中で叫んでしまいました。二部構成の最終章の前編といっても全然まだまだこれからってところでしたもんね。これだけ長尺の作品で終わりが見えてこないってどんだけスケールが大きいんだか圧倒されます。正直なとこ、この前編だけで作品を語るのは難しいです。物語の半ばで終わってしまったようなものですから。長ぁーいインターバルを挟んでの後編を観てこその最終章ですよね。それでも感想日記として何かしら書き記しておきたいと思います。

まず今作の劇場予告編はかなりズルイです。ハリーとヴォルデモートの戦いをあれだけ見せて期待させておきながら、このPART1では二人は一度も絡みません。つまりあれらはPART2に出てくるシーン?だったらそんなの見せないでヨ。楽しみにしてたのにこれはとんでもない肩透かしィィィ、BooBoo(怒)。

しかし、愚痴といえばせいぜいそんなところでして、内容はかなり濃くなって遊びの部分もめっきり減って最初から最後までダークカラー一色に染められた物語と言えます。冒頭でハーマイオニーがマグルである実の両親から自分の記憶を消し去って涙ながらに決別したことからも彼女たちを取り巻く現在の状況がいかに深刻であるかが伺えます。しかしまさかヴォルデモートたちによって魔法界のみならずマグルたちの世界まで危機にさらされてしまうとは。魔法省がヴォルデモートの息のかかった者たちに牛耳られてしまうことでこれまでの保たれてきた秩序が崩壊し、それはすなわちダンブルドアの存在がいかに大きかったかを証明しているのです。

ハリー、ロン、ハーマイオニーは不死鳥の騎士団たちの支援を得てデスイーター(字幕はすっかり「死喰い人」で落ち着いちゃいましたね)の追跡から身を隠していましたが、隠れ家での結婚式パーティの最中に襲撃を受け、ハリーたち3人はかろうじて逃げのびるとヴォルデモートの不死の鍵を握るを分霊箱探しの旅に出ます。

これまでずっとホグワーツを舞台にいわゆる学園ドラマをベースにしてきた物語でしたが、そのホグワーツはヴォルデモートの支配下におかれ、偉大なる守護者であったダンブルドアを失ったハリーたちは自らの力でこの困難な状況を乗り越えて巨悪な敵を立ち向かおうとします。それはいみじくも学生生活を終えた若者たちが社会へと旅立つ姿とも重なり、まさにこれから待ち構える試練と運命が本当の意味での彼らの成長の姿を映し出していくのかもしれません。

『スターウォーズ』のエピソードVと一緒で今作ではハリーたちがかなり劣勢な状況にあるために内容的にはあんまり楽しいって感じのお話ではなかったですね。しかも初めて耳にする人物名が次々と出てくるし、グレゴロビッチの杖の盗難事件って何の話だっけ?と戸惑ったり、前作の最後でキーワードになっていた「RBA」が結局シリウスの弟の名前というだけで終わり?などなど消化しきれない部分もいくつかありました。最終章を二部作にわけでしかも146分という長編にしたにもかかわらずやや詰め込み過ぎな感じもあって原作はよっぽどのボリュームなんだろうなと想像するんですけど、でも内容が濃いだけに重量感はスゴクて観応えはたっぷりで、物語半ばで終わってしまうのがいい意味での凄い物足りなさを感じさせる作品と言えるでしょう。

前日に前作『ハリー・ポッターと謎のプリンス』を再鑑賞して準備も気分も万端で臨みましたが、前作を鑑賞したときスネイプ先生が本当にダークサイドに堕ちて敵側になってしまったのか信じ難くて実はあれはスネイプ先生の偽装工作でダンブルドア校長も実はしばらく身を潜めてそのうち復活してくるんじゃないかとほのかに期待してたんですけど、全くそんなところはかすりもせずスネイプ先生もたいした出番もなかったですね。でも、意外な人が生きていました。アンブリッジさん、あなたジャイアントベイビーに連れ去られてオダブツになったんじゃないのね(汗)。

ところでこういう超話題作が金曜初日というのは私としてはとても嬉しいです。公開最初の土日はとんでもなく混みますし、そうなるとマナーの悪い人にも遭遇しやすくなるので早く観たいのを我慢して平日にしたりもするんだけど、さすがに初日でも金曜はまだ空いててIMAXシアターも快適でした。PART2はいつ公開なんだっけ?とりあえずもう1回観に行こうかな?


期待度★★★★★

<2011.7.14 追記>
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 IMAX版 (吹替版)(再鑑賞)2010.12.7再鑑賞
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 復習上映編 (吹替版) (再々鑑賞) 2011.7.14再々鑑賞