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アメリア 永遠の翼ナイト ミュージアム2』で大活躍したアメリア・イヤハートのスピンオフ作品です。

・・・ウソです(照)。

女性で初めて大西洋を横断飛行した実在のアメリカ人女性飛行士アメリア・イヤハートをヒラリー・スワンクが演じた伝記的ヒューマンドラマです。アメリカでは歴史的偉人である今もなお国民ヒロインという位置づけにあるアメリア・イヤハート。日本でもその昔に朝ドラで『雲のじゅうたん』韓国でも『青燕』という女性飛行士の先駆け的人物を描いた物語がありましたけど、現代でも航空旅客機の女性パイロット誕生がニュースになるくらいですから、女性の社会進出がまだ難しかった時代に男性でも困難な偉業に挑戦し成功した女性は画になって当然なのかもしれませんね。

出演はその他に、ユアン・マクレガー、クリストファー・エクルストン、ジョー・アンダーソン、ミア・ワシコウスカ、チェリー・ジョーンズ、アーロン・エイブラムス
監督:ミーラー・ナーイル

+++ちょいあらすじ
1928年。女性として初めて大西洋を横断飛行したアメリア・イヤハートはその後数々の飛行記録に挑戦して成功しついには自身の操縦による単独での大西洋横断飛行を成功させ一躍世界中の注目を集める存在になる。有名になったことでアメリアの毎日は忙しくなるがそんな彼女をプロモーターのジョージは支え続けやがて二人は結婚する。そして1937年の夏。アメリアはまだ誰も成功していない赤道上での世界一周飛行に挑戦を決意し・・・
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アメリアが挑戦した赤道上での世界一周飛行。その結末を知っているだけにラストの数分間は胸が張り裂けそうな思いでアメリアたちの交信をただただ息をのんで見つめているだけしか出来ませんでした。

1928年当時の社会状況はよくわかりませんがリンドバーグの大西洋横断成功を機に航空業界も大きな変化を遂げることになったのでしょう。次々と新たな挑戦、新記録を樹立することで話題を集めビジネスとして成功させることは後の商業飛行にも大きな役割を果たしたと言えそうです。

アメリアは女性パイロットですけど女性冒険家と評しても全く差し支えないと思います。男性でも危険で実際に死亡者も出ている長距離の横断飛行にあの当時の女性が挑んで成功するというのは、とてもセンセーショナルでインパクトの大きな出来事だったに違いありません。もしかしたらそれは人類が月面に降り立ったのと同じくらいの歴史的事件と言えるかもしれませんね。そして世間注目を浴びるからこそスポンサーもつき多額の資金が集まり、マスコミでももてはやされることにもなるわけで、アメリアの功績にはアメリカの経済史を垣間見るようでもあるのです。

もちろんアメリア自身はお金のために飛んでいたわけではありません。多額の資金を必要とするために講演やタレント的な活動にも勤しんでいましたが、あくまで彼女は純粋に夢を追い掛け誰も成し遂げていない事を実現することで男性に負けない女性の姿を世の中に示したかったのです。しかし、だからといって当時の女性が簡単に挑戦出来るわけもなくやはりアメリアにも支えとなる人物の存在が重要でそれが夫になるパートナーのジョージだったのです。でもいくら空を飛ぶのが一番で束縛はしないと約束したからってアメリアがジーンに浮気しちゃうとは意外でした。まぁそのためのユアン・マクレガーなんだけど(笑)。

劇中では実際の当時の記録映像が用いられてましたが、ヒラリー・スワンクが演じたアメリアと本人がとてもよく似ていたのにはビックリしました。少なくともエイミー・アダムスは全然違いますね。服装からして違ったし(笑)。



伝記度★★★☆