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アンストッパブル2001年にオハイオ州で発生した列車暴走事故をモチーフに『サブウェイ123 激突』のトニー・スコット監督が映画化した大作サスペンス・アクション映画です。トニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンとコンビってこれで何作目なんでしょう?今年最初のハリウッドの大作映画です。いい景気づけになるといいんですけどね。

出演はその他に、ロザリオ・ドーソン、ケヴィン・ダン、ジェシー・シュラム、ジェフ・ウィンコット、ケヴィン・チャップマン、イーサン・サプリー、ミーガン・タンディ、エリザベス・マシス、ケヴィン・コーリガン、リュー・テンプル、T.J.ミラー、デヴィッド・ウォーショフスキー
監督:トニー・スコット

+++ちょいあらすじ
ベテラン機関士のフランク・バーンズは若い車掌のウィル・コルソンと初めて組んでの仕事で機関車1206号へと乗り込む。年齢や立場が全く違う二人はぎこちないまま作業を進め機関車を走らせていく。その一方で800メートルにもなる長大編成の貨物列車777号が無人のまま暴走を始めてしまう。貨物には大量の化学物質が搭載されており最悪の場合、住民たちを巻き込んでの大惨事となる可能性があり、現場に遭遇することになったフランクとウィルは命がけで暴走列車をとめようと挑む・・・
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ハリウッドならではのスピード感あふれるスリリングなアクション・サスペンスでした。文字通り手に汗握るドラマにハラハラドキドキさせられて面白かったです。

前半はそうでもなくてわりと普通だったんですけど、主人公のウィルとフランクが無人貨物列車の暴走事故を知って自分たちが何とかしようと関わり始めてからテンション急上昇で物語に飲み込まれていくんですよね。暴走列車の迫力あるスピード感と刻々と迫りくる最悪の事態のスケールの大きさに対してこの状況に現場で果敢にも挑むのが二人の鉄道マンという構図が展開を盛り上げご近所さん的な等身大ヒーローを描く物語になっていくんですね。

ウィルとフランクがそれぞれちょっとした家族の問題を抱えているというのもハリウッドらしい粋な演出なんですよ。覚悟を決めたフランクが娘に電話して「愛してる」と告げ、まだその時点で娘には意味がわからなくても観ているこちらには「死ぬかもしれない」という深刻さが伝わってくるし、フランクの娘たちがこの事態を知ってからニュース映像の中の父を応援し見守る視線やウィルの妻ダーシーと息子がウィルを心配する気持ちはそのまま観客の目線ともシンクロすることで強く深く感情移入してしまうのでしょう。

この映画はキアヌ・リーブスの『スピード』と似たタイプの面白さかなと思います。たしか『スピード』は日本映画の名作『新幹線大爆破』に着想を得ているので共通するエッセンスはあるのでしょう。でもこの『アンストッパブル』は実際の事件を下敷きにしているぶん娯楽性に加えて感動度も高く『スピード』よりも心に残る作品となりました。


堪能度★★★★