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私の愛、私のそばにユア・マイ・サンシャイン』のパク・チンピョ監督が贈る韓国お得意の難病モノのメロドラマです。治療法の見つからない難病を患う男性とその妻の愛の軌跡を描いていく物語です。『ファム・ファタール』キム・ミョンミンさんが20キロもの減量をして闘病する主人公役に挑んだことでも話題になりました。共演は『TSUNAMI-ツナミ-』のハ・ジウォンさんです。

出演はその他に、イム・ハリョン、イム・ソンミン、ナム・ヌンミ、チェ・ジョンリュル、シン・シネ、イム・ジョンユン、イム・ヒョンジュン、キム・ヨジン、カン・シニル、ソル・ギョング、ソ・ヒョリム

+++ちょいあらすじ
難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)を患うペク・ジョンウは唯一の肉親である母親を亡くし喪主として葬儀を行うが、その担当をしたのが幼馴染みのイ・ジスだった。久しぶりの再会をした二人は何気ない会話の中で仄かに惹かれ合いやがて交際を経て結婚をする。ジスのおかげでジョンウはリハビリにも励みこれまでにない幸せな日々を過ごす二人だったが、一方で病魔は刻々とジョンウの身体を蝕んでいった・・・
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パク・チンピョ監督らしい飾り気のないナチュラルな透明感のあふれるヒューマンドラマでした。

主人公のジョンウとジスが恋に落ちる前からジョンウが難病を患っているという設定はいいですね。つまりはそれは主人公には秘密があって実は心臓病だとか突然脳腫瘍がみつかるとかいうサプライズな悲劇としての演出要素ではないってことなんですよね。難病であることが始めからわかっているぶん観てる側も素直に受け止める心構えが出来て主人公たちがいかにその難病に向き合いながら二人の人生を歩んでいくかを見つめていくことが出来たように思います。

ジョンウとジスが交際し始めた頃は機能訓練の効果もありジョンウは松葉杖での歩行が可能ど二人は新婚のような楽しい日々を過ごしていましたが、病の進行は予想外に早くジョンウは入院生活を余儀なくされ病状も悪化していきます。そんなジョンウを愛し献身的に支えるジス。しかし日に日に死への恐怖から絶望に襲われていくジョンウは精神的にも追いつめられていきジスに冷たくあたり始めるのです。

私にはどんなことがあってもジョンウと別れずに最期まで一緒にいたいと思うジスの気持ちもわかるし、逆にジョンウがジスの幸せを思って遠ざけようと思ってしまうのも何だかわかるんですよね。それだけに愛しているのにジスをわざと傷つけてしまうジョンウの行動には胸が痛みましたが、そんなジョンウに罵られても冷たくされてもそれでも深い愛情で彼を包み込んでいくジスの姿に強く心揺さぶられてしまうのでした。

日本の病院とはだいぶ違う環境に知らないと戸惑われる方も多いかもしれませんが、韓国の病院は大部屋でも付添人の宿泊が普通に出来たり身の回りの世話を家政婦さんみたいな人を雇ってしてもらったりするんですよね。だから病院内での闘病生活というあまり変化に乏しいシチュエーションにしては様々なエピソードを盛り込みやすいわけで日本だったらちょっとありえなさそうな事も描けたりするんですよね。

しかしまさかラストのここ一番のヤマ場がピンクルでその上あの指輪があんなとこから出てくるとは意外性ありすぎでしょ。本来なら感動して泣くべき場面で思わず笑ってしまいましたが、あくまでもそういう意図の演出だったと信じたいです。

それにしても最初と最後ではキム・ミョンミンさんはまるで別人のようでしたね。これぞ役者魂というものを見せ付けられた感じです。途中で大森南朋さんに見えてきました(笑)。それとソル・ギョングさん、変なところでカメオ出演して笑わせないでくださいな(笑)。


愛情度★★★☆