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ジュリエットからの手紙この映画きっかけで知ったのですが、イタリアのヴェローナには実際に「ジュリエットの家」があるんでね。正確にはジュリエットのモデルとなったカプレーティ家の娘の家なんだそうですね。この作品はそのジュリエットの家に世界中から届く恋愛相談の手紙・ジュリエット・レターを題材に描くラブストーリーです。監督は『シャーロットのおくりもの』のゲイリー・ウィニックです。

出演はその他に、クリストファー・イーガン、ガエル・ガルシア・ベルナル、フランコ・ネロ、ヴァネッサ・レッドグレーヴ、マルシア・デボニス、ルイーザ・ラニエリ、マリナ・マッシローニ、リディア・ビオンディ、ミレーナ・ヴコティッチ、ルイーザ・デ・サンティス、ファビオ・テスティ
監督:ゲイリー・ウィニック

+++ちょいあらすじ
ニューヨークで出版社の事実調査員として働くソフィーは婚約者のヴィクターとイタリア、ヴェローナを訪れる。しかしレストランの開店を間近に控えたヴィクターは食材探しに夢中になってばかり。そこでソフィーは一人で「ジュリエットの家」を訪れるが、そこで世界各地から訪れたたくさんの女性たちが手紙を残していく姿とその手紙に丁寧な返信を送るジュリエットの秘書と呼ばれる人の存在を知り驚くのだった・・・
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これは意外にもスマッシュヒットな作品でした。カフェでランチを楽しむ感覚とでも言いましょうか。つまり、重量感ある豪勢なディナーには及びませんけど、軽く空いた小腹にはちょうどいいサイズの手頃の楽しさが味わえる映画です。

雑誌「ニューヨーカー」で事実調査員として働くソフィーは婚約者のヴィクターとプレハネムーンでイタリアのヴェローナを訪れます。しかしもうすぐイタリア料理点を開業するヴィクターは現地での食材探しに夢中で二人きりの時間はなくソフィーは一人でジュリエットの家を訪れます。そこで恋や人生に悩む女性たちがジュリエット宛てに送った手紙に返事を書くジュリエットの秘書たちに出会い、記者志望のソフィーは興味を抱くと手伝いを始めそして偶然50年前の手紙を見つけその返信を彼女が任されるのです。

すると数日後、手紙の送り主であるクレア・スミスと彼女の孫チャーリーがジュリエットの家を訪れ、ソフィーはクレアのかつて恋をし結婚を約束しながら結ばれなかったロレンツォを探す二人に同行しその記事を書かせてもらうことにするのです。

三人はシエナで農業を営むロレンツォ・バルトリーニを探すのですが、なんと同姓同名の人物が70人ほどいて難航します。ソフィーたちは地道に該当者を訪ねますが、ハズレのみんながジローロモさんぽいキザなセリフを言うのが可笑しかったりします。そして祖母の恋人探しに否定的な懐疑論者のチャーリーとドラマチックな結末を夢見るソフィーがその意見をぶつけ合いながらもいつしか心を通わせていくのが、クレアのロレンツォ探しと併せての最大の見所になっていくのです。

この映画は例えるならアメリカ人がアメリカで作るピザ料理ではないかなと。決して本場イタリアの味ではありませんが何となくイタリアンで美味しいのです。実際監督やスタッフの国籍は全く知りませんけど、イタリアを舞台にアメリカ人、イギリス人のロマンスを描いているわけですから、異国文化がブレンドされたラブストーリーという点ではアメリカナイズドされたピザと一緒でしょうか(笑)。

正直、私の感動のマックスは白馬に乗った王子様の登場シーンでしたけど、ソフィーとチャーリーの恋愛もジワジワとくるんですよね。結婚式でクレアが読むジュリエットからの手紙に綴られたソフィーの言葉はとても素敵でした。「"What if"ではダメ。 愛を感じたなら勇気をだして掴むべき」。原題は『LETTERS TO JULIET』ですけどこの邦題もアリですよね。


純愛度★★★★