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電人ザボーガー宣伝ポスターでロボットみたいなオートバイにまたがる板尾創路さんのレトロチックな姿に心掴まれてしまいました(笑)。もともとは1974年にTVドラマとして放送された特撮ヒーロー作品で『富江 アンリミテッド』の井口昇監督がリメイク・映画化したものだそうです。このタイトルそしてTVドラマのことは何となく聞き覚えはありましたが、板尾創路さんがヒーローとしての活躍の場がすっかりなくなって落ちぶれてる?熟年時代の主人公を演じているという話を聞いてすごく興味津々。『富江 アンリミテッド』は映像的には面白かったですし、これはちょっと変わり種が観られそうな予感もして何気に楽しみにしてました。

出演はその他に、山崎真実、宮下雄也、佐津川愛美、木下ほうか、渡辺裕之、竹中直人、柄本明
監督:井口昇

+++ちょいあらすじ
国会で物々しい警備体制が敷かれ若杉議員は現場にいた警視庁の新田警部につめよると国会議員を狙う犯行予告があったという。すると突然女の声が聞こえてきたかと思うとサイボーグ組織Σ(シグマ)のメンバーのミスボーグが現れ襲いかかってきた。ミスボーグは引き連れて来たロボットのヨロイデスに国会議員を襲わせると議員の細胞を吸収してしまう・・・
+++

ハハハ、可笑しかったですねェ、ナニコレ?(笑)。まるで『トランスフォーマー』のパロディみたい。でもオリジナルはこちらのほうがずっと先だから元祖トランスフォーム物ですよね。

ストーリー的にはあまり惹かれるものはありませんでしたが、やってることは意味もなく楽しかったです。特にこのアナログ感とチープ感はワタシ的にツボ。私の好きなB級テイストの面白さです。それでいてCGも駆使してたりするんですけど、そのギャップがまたいいんですよね。でもやっぱり着ぐるみのキャラクターは日本ならではのサブカルチャーなんですよね。それはそれはとてもダサカッコイイのですから。ザボーガーの変身ギミックは早すぎて何だかよくわかりませんでしたが、よく見ると胸部と下半身辺りにちゃんとタイヤがついてるんですね。Gジャン、Gパンの主人公・大門豊のキャラはもちろんのこと、昔の刑事ドラマでよく見馴れた古い警察手帳に懐かしさを覚えました。

板尾創路さん目当て(笑)でしたから、板尾さんが演じる熟年期はコメディで青年期のほうは正統派のヒーロー物なんだろうと勝手にイメージしてましたけど、全編コメディのノリなんですね。青年期の大門とミスボーグが恋に落ちるきっかけがブラックホークと戦うザボーガーに押されたはずみでミスボーグが偶然大門の唇を奪ってしまうなんてラブコメですか?(笑)。自室の六畳一間でザボーガーを一生懸命に修理している大門はC3POを修理するチューバッカを思い出してしまいました。でもロボットとはいえオートバイなんですからバイク屋さんに持って行くというのはダメなんでしょうか?そういえばあの青年期は一応70年代を演出してたみたいですけど、自動車は普通に現代モノなのがオカシイ(笑)。

エンドタイトルでオリジナルのTVドラマの映像が流れますが、この映画版は一応オリジナルをふまえたリメイク版になってたんですね。さすがにオリジナルにお色気要素はなかったみたいですけど、ブルドックのトラックやブラックホークスやラグビーの3人とか元ネタは同じなんでここでもウケてしまいました。

思うにこれって特に笑わせようと狙って何かを仕掛けなくても古い感覚のオリジナル当時の作品を真剣に踏襲していくことで、現代の感覚とのギャップが自然と面白さに繋がっていくのかもしれませんね。それだけ当時の作品は発想力、創造力に溢れていたということなのかもしれませんね。そもそもオートバイをロボットにしちゃうという着想自体が斬新でスゴイなと思います。

きっとオリジナルドラマを子供の頃に楽しまれた方にはさぞかし懐かしい作品だったりするのでしょう(逆に夢が壊されてたりして?(苦))。


電人度★★★☆