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リアル・スティールひょっとしてこれは近未来SF版『チャンプ』?というのが予告編の第一印象でしたけど、とにかく絶対観たいなとその瞬間に一目惚れしちゃいました。近未来SFロボットものでスポーツもの?であってさらに父子の物語という感動指数の高い要素をミックスしたようなこの発想自体そのものはどちらかと言えば日本っぽい感じがしなくもないですよね。スティーヴン・スピルバーグ絡みの作品としては『カウボーイ&エイリアン』『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』よりもこの映画の公開を何より楽しみにしてました。監督は『ナイト ミュージアム』シリーズのショーン・レヴィです。

出演はその他に、エヴァンジェリン・リリー、ダコタ・ゴヨ、アンソニー・マッキー、ケヴィン・デュランド、カール・ユーン、オルガ・フォンダ、ホープ・デイヴィス
監督:ショーン・レヴィ

+++ちょいあらすじ
かつては優秀なボクサーで将来を期待されていたチャーリー・ケントン。しかし西暦2020年の今では高性能のロボットによる格闘技が世界中を熱狂させていた。リングに立つ機会を失ったチャーリーはボクサーを辞めロボット格闘技のプロモーターとして生計をたてようとしていたが資金も乏しく借金まみれのだらしない生活を過ごしていた。そんなある日、元妻のキャロラインが亡くなったとの報せが入り赤ん坊の時に別れたきりの11歳になる息子マックスが現れ・・・
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この映画ならではの高揚感は格別ですよね。楽しかったァ。観終えてすぐにもう一度観たくなりましたもん。

観る前からの予想通りなんですけど、ほとんど反則と言っても良さそうな王道的要素がテンコ盛りなんですよね。芸達者な子役と感情移入出来てしまうロボットの組み合わせだけでも十分感動しそうな要素なのに、またそのロボットが最新鋭ではない旧型というところが巧いんですよね。それはまるで『ロッキー』だったり『ベストキッド』に通ずるものがあるのです。

さらにストーリーでは主人公は元ボクサーで今は借金まみれの落ちぶれた父親チャーリーで亡くなった妻が一人で育てた11歳の息子マックスを大金欲しさに預かり、マックスが廃品置場に埋もれていた旧式のロボット「アトム」を見つけて夢中になっていくのを転機にしていつしか父と息子はロボット格闘技という同じ夢を追いながら親子の絆を育んでいくのです。そしてチャーリーは父親として、またかつて勇敢に闘った元ボクサーとして再生していくのですから、これを泣かずに抗うなんて至難の技というものでして、むしろノーガードで全て受け止めて思いっきり堪能してしまうのが正解なのでしょう。

それからこれも期待通りではありましたけど日本へのオマージュ精神にも心掴まれちゃいますよね。何ですか?「超悪男子」って?(笑)。何でも裏設定ではロボット格闘技というのは秋葉原発祥なんだそうです。「めざましテレビ」で言ってました。そもそも少年がリモコンでロボットを操って戦うお話といえば日本には『鉄人28号』という名作が何十年も前から存在していたわけですし「ATOM」という名前もアメリカで『鉄腕アトム』が『アストロボーイ』として知られていることをふまえればただの偶然でもなさそうですよね?

あのタク・マシドも名前からして日系の方でしょうか?ゼウス側は完全なステレオタイプの悪役でしたけど、富豪の超ハイテクロボットに貧乏人の主人公たちがローテクロボットで闘いを挑んでいくという構図もまさに王道中の王道と言える図式で心の琴線に触れまくるんですよね。あー、もう、たまりません(感)。

これならもっともっと話が広がりそうな気もするしさらにスケールアップも期待出来るんじゃないでしょうか?日本遠征版とか絶対アリですよね(笑)。この年末、父子で見るには最高のファミリー映画でしょう。


父子度★★★★☆