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ワイルド7原作コミックのタイトルは耳にしたことはありましたが、見たことはないですしどういう作品なのかもこの映画の予告編で初めて知りました。たぶんその昔TVドラマでは大人気コンテンツだった劇画調の警察モノの類いですよね?毒をもって毒を制すようなハードボイルドでアウトローな正義の味方たちが繰り広げるガン&バイク・アクションドラマといったところでしょうか。『海猿』シリーズの羽住英一郎監督による映画化です。

出演はその他に、阿部力、宇梶剛士、平山祐介、松本実、要潤、本仮屋ユイカ、中原丈雄、吉田鋼太郎、深田恭子、中井貴一
監督:羽住英一郎

+++ちょいあらすじ
目には目を、悪には悪を。凶悪犯罪を阻止、抑制するために超法規的活動が認められる警察組織、通称ワイルド7。凶悪犯を自ら裁くことを許された飛葉大陸、セカイ、パイロウ、ソックス、オヤブン、ヘボピー、B・B・Qの7人もまた犯罪者の経歴を有していた。そんなある日、武装集団による銀行強盗が発生。人質が多数射殺されたことから事件に関する全権がワイルド7に任され指揮官・草波勝より指令が下る・・・
+++

羽住英一郎監督ってば、エンドロールの演出が『海猿』と一緒なのね(笑)。

ウーン、期待し過ぎだったんでしょうか?いまいちガツーンときませんでしたね。アクションは前評判通りで冒頭から迫力満天、凄かったですね。コレお金もかなり掛かかっているんじゃないでしょうか?いまどきこんなのよく撮影出来たよねェと思うようなシーンもいっぱいでしたけど、車は品川ナンバーばかりで東京が舞台のお話ですが都内で撮影したわけではないですよね?

原作コミックは70年代の作品だそうですから、この映画は現代版としてかなりアレンジを施されていてストーリーもオリジナルなのかなと推測するんですけど、そのストーリーに新しさが感じられませんでした。悪を退治するための悪としてワイルド7が組織されたのなら、敵はもっと巨悪であって欲しいんですけど、予告編で既にネタバレ気味だった桐生が黒幕としてはせこくて小物留まりだったのが残念です。この物語の核に思えたウィルス散布による恐喝事件も捨て駒キャラによる前フリだったというのも微妙なところでして、事の重大さや迫るタイムリミットの緊迫感に比べるとクライマックスでの桐生との対決は盛り上がりに欠け単調に感じてしまいました。

そもそもワイルド7というわりに主人公たちにワイルドさを感じないんですけど?どちからといえばお洒落感が強くてスマート、スタイリッシュな印象。凶悪な犯罪者たちというのもいわゆる設定上のことでしかなくて実際の彼らには全く悪の香りが漂ってこないのです。原作コミックもこんな感じなんでしょうか?想像だとむさ苦しくて男臭い感じなんですが、少なくともこの映画だとクール7のほうがしっくりくるかも。

根本的にキャラの立て方が弱いと思います。7人の個性が設定されているわりにはそれが全然伝わってこないのはやっぱり彼らのバックボーンをきちんと描いていないからでしょう。本間ユキがそれなりに立っていたのは僅かながらも彼女の過去のエピソードが描かれていたからでしょう。でもどうして彼女があんな高いスキルを持っていたのかは謎ですけど(笑)。

だいたいどうしてみんなしてお揃いのライダースジャケットを着てたんでしょう?もしかしてあれは制服で国からの支給品?公にはされない秘密の組織なんですよね?(笑)。


野性度★★☆