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マンイーター世界遺産登録されているオーストラリアのカカドゥ国立公園を舞台に、謎の人食いモンスターに襲われる観光客たちの恐怖と惨劇を描いたパニック・サバイバル・ムービーです。題材的にはB級っぽい印象ですけど、出演者にはサム・ワーシントン、ミア・ワシコウスカなど豪華な名前もあったりして何だか面白そうで観に行ってきました。

出演はその他に、マイケル・ヴァルタン、サム・ワーシントン、バリー・オットー、ミア・ワシコウスカ、キャロライン・ブレイジャー、スティーヴン・カリー、ジョン・ジャラット、ヘザー・ミッチェル、ダミアン・リチャードソン、ロバート・テイラー
監督:グレッグ・マクリーン

+++ちょいあらすじ
オーストラリア北部に位置する国立公園。広大な自然を有するオーストラリア屈指の観光地でケイトは相棒犬のケヴィンと共に小型船クルーズでのガイドとして観光客を楽しませていた。ある日、9人の客を乗せていつものように出発したケイトは帰り道に遭難信号を目撃し現場へ向かうが、そこには水没したボートしか見当たらなかった。その直後、ケイトたちのクルーズ船は大きな衝撃に襲われ・・・
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想像の域を全く越えることのないベタな映画ですけど、それはつまりはどっぷり王道系だとも言えまして、なかなか面白かったです。こういう野性生物モノのパニック映画は何故かいかにも低予算風なほうがハマるような気がします。思えば『JAWS』もそうですよね。

登場人物たちの紹介にもなっていない長めの前置きがようやく終わって惨劇の当事者となる10人と1匹を待ち構えていた物語の主舞台はさすがはオーストラリア映画だねェというスケールの大きい風光明媚な大自然。そこで観光クルーズ船を操るガイドのケイトと相棒犬ケヴィン、そして様々な目的で乗り合わせたピーターら6組9人の観光客がワニが多く住む河でクルージングを楽しみに出発します。

そして大自然クルーズを満喫し帰路につく彼らは遭難信号を発見します。救助に向かうと難破したボートを発見するのですが人影はありません。その直後でした。ケイトたちの船も大きな衝撃を受け大破し小さな孤島に逃げ延びますが、そこで一人が10メートルはある巨大な人喰いワニに襲われパニックに陥るのです。

人喰い巨大ワニがなかなかその全貌を表さないというのこの手のお話のお約束みたいなものですが、実際にはそこに何もいないのに怯え恐れる出演者たちの熱演が恐怖感、臨場感を醸し出して緊迫感のある状況を作り出してくれたので、けっこういい感じで引き込まれていくんですよね。

勝手な行動で状況を悪化させる人物などこれまたお約束的なキャラによって混迷を深めていくわけですけど、ちなみにサム・ワーシントンの役所は地元のちょっとガラの悪い青年で一応見せ場がありつつ捨てキャラですぐに退場という何とも軽い役でした。

いくら何でもそのワニは大きすぎるでしょ?と思いつつもそのありえなさが映画的な面白さになっているんですよね。そもそも人喰いワニなんてネタとしては使い古されてますから、このくらいインパクトは大事なのかも。たぶんこれに笑いやお色気が盛り込まれてるとB級確定なんですけど、あくまでもこれはシリアスなサバイバル・アドベンチャー作品なのでした。

せっかくの大スケールなロケーションが舞台だったのに、クライマックスがいかにもセット(しかも安っぽい)な洞窟なのが気になりつつ、もはや怪獣と化した巨大ワニの凄さに圧倒されてしまいました。

しかしいくらなんでもラストのあんな方法でワニがやっつけられるなら今までの苦労って何だったでしょう?・・・(笑)。


恐怖度★★★☆