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タイタンの逆襲私の大々々好きな旧作『タイタンの戦い(1981)』。そのリメイク版である『タイタンの戦い(2010)』の続編が製作されていたなんて?初めて劇場予告編を目にした時は驚きつつ大喜びしてしまいました。勇者ペルセウスが怪物クラーケンを倒してから10年後、今度はタイタン族を率いるお爺ちゃんクロノスと戦う物語です。

出演はその他に、リーアム・ニーソン、レイフ・ファインズ、ダニー・ヒューストン、エドガー・ラミレス、ロザムンド・パイク、ビル・ナイ、トビー・ケベル、ジョン・ベル
監督:ジョナサン・リーベスマン

+++ちょいあらすじ
全能の神ゼウスと人間の間に生まれた半神半人=“デミゴッド”のペルセウスが怪物クラーケンを倒して英雄となってから10年後。人々の信仰を失い神々の力が弱まったことで、幽閉されていたゼウスたちの父クロノスの力が戻り始め地上では復活したタイタン族と人間が戦い繰り広げていた。ゼウスの息子である軍神アレスはこの機に乗じてハデスと共謀しクロノスを復活させゼウスを倒そうと目論む。オリンポスの神殿で瀕死のポセイドンからその事実を知らされ我が息子アグノールと堕ちた神を探して戦えと命じられたペルセウスは再びペガサスにまたがり新たな戦いに旅立っていく・・・
+++

ギリシャ神話大好きな私にとってはゼウスもハデスもポセイドンはもちろんのことペルセウスやアンドロメダは大スターな存在なのです、だから、そんな彼らの物語が大スケールの迫力ある映像と音響で体感出来れば多少のストーリーの浅さなんてとりあえず気にせずに、さらにIMAX-3D効果もあって5割増に堪能出来ました。しかし逆に言うと一般のシアターで観てたらどうなっていたんでしょう?(苦笑)

正直なところ儲かりそうだから作ってみた映画の脚本という印象が否めません。旧作、前作はロマンスもある冒険ファンタジーでその世界観に魅了されました。また様々なキャラクターたちが際立っていたのですが、それに比べると今作はだいぶ大味なんですよね。アンドロメダ女王が女戦士キャラになってたり、登場したばかりのヘパイストスがすぐに退場してしまったりとキャラの魅力が何だかイマイチ。そのトドメは大ボスのはずのクロノスなんですが、ただ図体が大きい怪物というだけでは恐怖感がないのです。悪役となった軍神アレスにしてもゼウスとの親子の確執をドラマとして描いてないので、寵愛されているペルセウスとの対比もインパクトに欠けるのです。

でもそんなイマイチなストーリーでも迫力ある映像で楽しめてしまうのがなんだかんだとハリウッドの凄いところなんですよね。良く言えば見せ場ばかりの映画なんです。ストーリーよりとにかくビジュアル、アクション重視で大スペクタクル。特にあのタルタロス牢での攻防は手に汗握りましたね。あれはRPGで言うところのダンジョンステージみたいなものですけどまぁスケールの大きいこと。まるで自分もこの神話の中にいるような体感度はアミューズメント・ムービーならではの面白さでした。

「おまえ下手になったな」というペルセウスを翼で叩いたペガサスに思わず笑ってしまいましたけど、でもペガサスって神秘的な存在だけにああいう擬人化っぽいことをしてほしくなかったように後になって思いました。そういうのも含めてか脚本が安易で軽い印象を受けてしまったんですよね。ペルセウスがアンドロメダにキスするなんて全く意味ないような?ゼウスとハデスが和解する展開ってたぶん感動するべきとこなんでしょうけど笑ってしまいました。タルタロス牢でのカンボスの再登場には盛り上がりましたけど、たんなる使い回しですよね?(笑)。

そうそう、旧作の人気キャラでらるアテナの梟ロボットはヘパイストスが作ったということなんでしょうか?


神話度★★★☆




関連・シリーズ作品
タイタンの戦い(1981)
タイタンの戦い(2010)