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ダーク・シャドウティム・バートン監督とジョニー・デップによるコンビ8作目は今や流行りものから定番ジャンルと化したヴァンパイア・ムービーです。ティム・バートン監督までヴァンパイアに手をだしてきたのねと思いましたけど、この映画は1960年代に放映された人気TVシリーズの映画化なんだそうですね。ティム・バートン監督、ジョニー・デップの名前があれば内容が何であれ何でも期待しちゃうわけですけど、予告編の印象だとわりとコミカルなダークファンタジーみたいなのでそこんとこ楽しみに観に行きました。

出演はその他に、ミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、エヴァ・グリーン、ジャッキー・アール・ヘイリー、ジョニー・リー・ミラー、クロエ・グレース・モレッツ、ベラ・ヒースコート、ガリー・マクグラス、イヴァン・ケイ、スザンナ・カッペラーロ、クリストファー・リー、アリス・クーパー
監督:ティム・バートン

+++ちょいあらすじ
1752年。ジョシュア・コリンズとナオミ・コリンズの夫婦は幼い息子バーナバスを連れ英国のリバプールを出航しアメリカへと渡った。商売に成功し水産業でコリンズポートという港町を栄えさせコリンウッドに大きな屋敷を構えるのだが、夫婦はその後魔女の呪いで殺されてしまい息子のバーナバスがその全てを引き継いだ。ところが1772年。裕福でプレイボーイだったバーナバスは召使いだったアンジェリーク・ボーチャードを弄び彼女の激しい恨みを買ってしまう。魔女だったアンジェリークはバーナバスの目の前で恋人ジョゼットを崖下へと落としその後を追ったバーナバスを呪いでヴァンパイアにしてしまった。血欲しさに町の人を襲ったバーナバスは追いつめられアンジェリークの陰謀で棺ごと生き埋めにされてしまう。そしてそれから200年の年月が経ち・・・
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面白かったァ、お腹いっぱい大満足ゥ。ティム・バートンならではのユーモアたっぷりでスリリングなダーク・ファンタジーでした。映像的にはなかなかのクオリティのホラー映画としても魅せられちゃいました。

200年前のヴァンパイアが現代の甦ってカルチャーショックを受けてるところは何だか『ちょんまげぷりん』みたいにも思えましたけど、ああいうギャップの面白さは世界共通なのかもしれませんね。冒頭から引き込まれっぱなしでしたけど、屋敷の大改修でカーペンターズの「Top of The World」が流れたときに私はこの映画の勝利を確信しました(笑)。あの発想とセンスはさすがです。物語の舞台が現代ではなく70年代にしていることで、いろいろ時事ネタを盛り込めるのも効果的なんですよね。そういえば『ある愛の詩』もこの頃の作品だったんですね。『スーパーフライ』は観たことありませんが、私はあのコリンズ・ウッドの大きな屋敷でのバーナバスと闘いは名作『イーストウィックの魔女たち』を思い出しました。

これはひょっとしたらひょっとして続編もアリ?シリーズ化も全然行けるんじゃないでしょうか。あの終わり方からしても絶対含みはもたせてますよね。ホフマン博士はやっぱりね、というオチでしたけど、キャロリンとヴィクトリアはちょっと意外な展開で、この三人をこのまま終わらせてしまうのはかなりもったいないでしょう。

まぁ、とにもかくにもティム・バートン×ジョニー・デッブの黄金コンビに加えてエバ・グリーンにミシェル・ファイファー、ヘレナ・ボナム=カーター、クロエ・モレッツにジャッキー・アール・ヘイリーと十分過ぎる役者が揃えばこれは全く穴のない完璧な布陣ですよね。

中でも印象的だったのがジョゼット/ヴィクトリアを演じたベラ・ヒースコートでとても可愛かったですの。彼女これから人気出るでしょう。エバ・グリーンが演じたアンジェリークもバーナバスに振られる前の200年前の姿はとても可愛かったのに魔女の本性を現したときの醜悪さは素晴らしかったです。

この映画、何と言ってもその役者たちが演じるキャラクターたちが見事に立っているのがいいんですよね。我らがジョニー・デップ(笑)にはその魅力を余すとこなけ堪能させてもらいました。さすがというかこれぞジョニー・デップの真骨頂ですね。キャラが魅力的というのはこういう作品として大きな強みです。ストーリーがキャラの力だけでもどんどん転がっていきますからね。ジョニー・デップはジャック・スパロウに並ぶ新キャラクターを手に入れたのではないでしょうか。

機会があればもう一度観ておきたいかも。


魔物度★★★★★