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君への誓い交通事故で夫との記憶を失ってしまった妻と彼女の愛を取り戻すために奮闘する夫との愛の行方を描いた記憶喪失物ラブストーリーです。記憶喪失物といえば日本でも韓国でもそしてハリウッドでもお馴染みの題材でやや食傷気味だったりしますが、その先入観が吹き飛びました。なんとビックリこの作品は実話に基づいているんだそうですね。それって予告編で謳ってましたっけ?とにかく楽しみで観に行ってきました。

出演はその他に、チャニング・テイタム、サム・ニール、スコット・スピードマン、ジェシカ・ラング、ジャシカ・マクナミー、ウェンディ・クルーソン、タチアナ・マズラニー、ルーカス・ブライアント
監督:マイケル・スーシー

+++ちょいあらすじ
シカゴで暮らすレオとペイジは親しい友人たちの前で小さいながらも素敵な結婚式を挙げたばかりの新婚夫婦。妻のペイジは彫刻家として、レオはレコーディングスタジオを経営しながら幸せな日々を過ごしていたが、それがある雪の夜に一変してしまう。車で外出した二人はその帰り道トラックに追突されレオは軽傷だったが頭部を強打したペイジは記憶喪失になりレオと過ごした時間を全て失っていた・・・
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もどかしさ、切なさ全開のラブストーリー。愛する妻が自分と過ごした4年間の記憶をまるまる失ってしまい夫であるのに全くの他人状態で妻の身体に触れることも許されないなんて、本人にしてみたらこんなにも辛いことはないですよね。

4年前の偶然の出会いから恋に落ち一生愛を貫くと堅く誓って結婚したレオとペイジ。幸せな日々を過ごしていた二人でしたが、ある日の雪の降る晩、二人の乗った車がトラックに追突されレオは軽傷だったもののペイジは頭部を損傷し意識不明になってしまいます。やがて快復し目覚めたペイジはレオと記憶をポッカリと穴が空いたようにそこだけ失っていたのです。

ペイジは過去に家族とトラブルを抱え疎遠になっていましたが、その記憶も失っていました。それをいいことにレオとの結婚を快く思っていなかったペイジの両親は過去を都合よくウヤムヤにしてペイジを自宅へ引き戻し関係を修復しようとしますが、その事情を知るレオは必死にペイジを説得し二人は元通りの生活を試みるのですが、レオに愛情を抱けないペイジにとっては戸惑うばかりで、いつまでも愛情が取り戻せないレオは辛い一方なのでした。

恋愛ドラマにおける記憶喪失ネタはまさに王道。愛する二人を襲う困難さと言ったらスペシャル級なのです。まるで漫画のような出来事ですけど、実は私の好きな漫画『いとしのエリー』にもこれとそっくりなエピソードがあるんですよね。『いとしのエリー』は高見まこさんの作品で男子高校生・上野晋平と女性教師・エリーこと串田枝理子の恋物語です。後に国生さゆりと前田耕陽さんの主演で実写映画化もされています。エリーが交通事故に遭い記憶喪失になるのは物語も佳境に近づきつつある後半部分で、エリーの両親は娘と上野との関係に疑惑を抱き上野を快く思っていないところやエリーが事故で記憶喪失になった時にそれをチャンスとばかりに想いを募らせていた同僚教師で上野の担任の真名古敬一が画策するところも一緒なのです。

しかしそんな漫画にあるようなエピソードがこの映画では実話にインスパイアされていると言うのですからスゴイですよね。実際どこまで実話でどこから脚色なのかわかりませんけど、韓ドラとは違ってストーリーにムリヤリ感はなくとても自然で真実味があります。でも漫画とそっくりな話が現実にあったなんてホントに驚きで、それだけで私は物語に引き込まれてしまったところがあります。

結末が映画的にはイマイチ盛り上がりに欠けちゃいますけど、それが実話に忠実ならば素直に受け止めたいと思います。エンドロールでの後書きではやはり記憶は戻っていないようですが、映し出される実際の二人の姿からするともう一度恋をしてより深い愛を育んでいることでしょう。


恋愛度★★★☆