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ダークナイト ライジング01IMAXシアターでの特別試写会を開催しますというので試しに応募してみたらなんと当たってしまいました。翌日には本公開となるのでたいした時間差はありませんけど、IMAXシアターでの先行試写体験というのはかなり嬉しかったりします。ある種の伝説ともなった前作『ダークナイト』を受け継ぐシリーズ三部作の完結編です。今作は圧倒的だった前作をさらに越えそうな勢いも感じられて期待に胸ワクワク。その出来栄え、鍵を握るのはやっぱりアン・ハサウェイが演じるキャット・ウーマンなのでしょうか?

なんてこと思いながら楽しみにしていたら、先日アメリカでのこの『ダークナイト ライジング』のプレミアミ上映中に男が無差別に銃を発砲して観客たちを殺傷するという痛ましい事件が発生して衝撃を受けました。映画館が惨事の現場となってしまうなんて想像しただけもゾっとしますね。同じ映画ファンとして犠牲者の方々には謹んで哀悼の意を表したいと思います。事件の余波でクリストファー・ノーラン監督の来日が中止となり、もしかしたら試写会も中止になったりするかもなんて危惧しましたけど、無事に行われて良かったです。

出演はその他に、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、トム・ハーディ、マリオン・コティヤール、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、モーガン・フリーマン、リーアム・ニーソン
監督:クリストファー・ノーラン

+++ちょいあらすじ
3人の囚人とロシア人物理学者を乗せたCIAの飛行機が飛行中に襲われ凶悪犯ベインが博士を連れて逃亡する。一方、デント法の制定によって多くの犯罪者が逮捕され収監されたゴッサム・シティは平和を取り戻しバットマンとしての役目を失ったブルース・ウェインは表舞台から長い間姿を消していた。しかし、ある者の陰謀が再びゴッサム・シティを襲い、ブルースは再びバットマンスーツを着て立ち上がり・・・・
+++

圧巻、圧巻。完結編にふさわしい壮絶な最終章でしたね。もうトリハダものです。メガトン級のド迫力でこの濃厚、濃密さは他の作品の追随を易々と許すものではないでしょう。最初から最後まで痺れまくりで充実の164分でした。

入場前には金属探知器を使ったボディチェック、持ち物チェックがありましたが、これは別に銃器対策ではなくて公開前ということで映像漏洩防止のために元々予定していたカメラ等の撮影機材を持ち込ませないためのも。でもそれがこれから臨む特別試写会のプレミア感を一層増すような演出にもなって上映前に早くも高揚感に包まれていきます。

前作『ダークナイト』のラストでバットマンはゴッサム・シティの希望の光を消さないために復讐鬼と化したハービー・デントの殺人の罪を自らが被って物語は幕を閉じていきました。そして今作の物語はそれから8年後のゴッサムを舞台に描かれていきます。ハービー・デントの尽力によって実現した犯罪撲滅のために制定されたデント法によって多くの犯罪者が収監され平和になったゴッサム・シティ。ハービー・デント殺害の容疑者となったバットマンはそれ以来姿を消し、またブルース・ウェインも表舞台から遠ざかり隠居生活を送っていました。しかしそのゴッサム・シティを脱走した凶悪犯ベインが破壊しようと目論み魔の手を延ばしてくるのです。

伏線の回収、収束がハンパないんですよね。直前に前2作を復習鑑賞しておいたのは効果絶大。三部作が一つの物語として結実、昇華していく様がとても素晴らしく見事でした。とにかく見せ場だらけ全編が見せ場と言っていいほど隙がないものですから、ここで何を取り上げて語ればいいものかも悩みますし、しっかりと語るには前2作の『バットマン ビギンズ』『ダークナイト』についても触れなければならないことが多々あって、そういう意味ではまさに集大成と言える作品なんですよね。

さてさて懸案のアン・ハサウェイには実にいい意味で裏切られちゃいましたね。劇中ではキャット・ウーマンという呼び方はしていませんでしたが、詰めが甘いけど凄腕の泥棒セリーナ・カイルという役でしたが、まさかアン・ハサウェイにこんなダーティヒロインな役柄が務まるなんて思わなかったですしアクションもセクシーさもバッチリ決まってました。あの戦車みたいなバットマンのオートバイ、バット・ポッドにまたがる姿も格好良かったです。

序盤でアルフレッドがブルースと決別してしまったので彼の活躍があまり観られなかったのはちょっと寂しかったですけど、でもしっかりラストで美味しいとこを持っていてくれたので安心しました。ジョセフ・ゴードン=レヴィットは予告編の時からなんか怪しいなぁと思っていたんですけど、途中辺りか
ら彼が演じるブレイクはきっとあのキャラなんじゃないかと思っていたら最後に大当たりでニンマリです。

ベインがブルースと同じ闇の同盟で修行を積んだ男という設定には上手いなぁと思いましたが、そうなれば当然リーアム・ニーソンがきっと登場してくると信じてその瞬間は拍手モノでしたけど、ラーズ・アル・グールがまさかあの人と繋がるなんてまたスゴイ展開にビックリでした。そしてトドメのサプライズは何と言ってもマリオン・コティヤールが演じたミランダ・テイトです。詳しくは書きませんがあの掌返しはもうホントにやられましたけど、その直後にセリーナ・カイルが魅せてくれて物語はクライマックスへと突入していくのでした。

ダークナイト ライジング02「伝説が、壮絶に、終われる。」
たしかに終わりました・・・いえいえまだまだ終わらないでしょ、コレは。まだまだ全然やる気満々とみましたよ。やってほしいなぁ。

ちなみに、この作品はIMAXカメラで撮影しているのでIMAXシアターではIMAXバージョンで公開され通常版とは異なりアクションシーンでは映像のサイズが上下に広がる演出が施されています。特に観ていて違和感はありませんでしたし、それよりフルサイズになった時の迫力がまた物凄いものがありました。

長尺なのでスケジュールのやりくりがちょっと大変ですけどチャンスがあればもう一度観てみたいですね。通常版と比べてみたい気もしますが、やっぱりIMAXかな?


完結度★★★★★

<追記 2012.8.4>
「劇中ではキャット・ウーマンという呼び方はしていませんでしたが、」と書きましたが、再鑑賞したら仮面舞踏会の場面でブルースがカイルに「キャット・ウーマン(字幕では「泥棒猫」)」と言っていました。

シリーズ作品
バットマン ビギンズ』2012.7.26
ダークナイト』2008.8.4
ダークナイト ライジング IMAX版』2012.727
ダークナイト ライジング IMAX版 (再)