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映画 ひみつのアッコちゃん赤塚不二夫さんの傑作少女コミック『ひみつのアッコちゃん』。TVアニメ版は大好きで夢中になって観てました。一番最初に綾瀬はるかさんが実写版『ひみつのアッコちゃん』の主演に起用されたというニュースを知ったときに、それはいくらなんでも年齢が違いすぎるのでは?と思っていたらなんてことはなくて主人公が魔法のコンパクトで大人になるというお話でその大人になったアッコちゃんを綾瀬はるかさんが演じるんですね。でもご本人も最初は子供役を演じるんだと思っていたらしい(笑)。予告編を観るとどうやらラブコメらしくそれは何だか『ひみつのアッコちゃん』ぽくないようにも思いましたが、何はともあれ主演は天才的天然コメディエンヌの綾瀬はるかさん。期待して観に行ってきました。

出演はその他に、谷原章介、吹石一恵、塚地武雅、大杉漣、堀内敬子、肘井美佳、内田春菊、吉田里琴、もたいまさこ、鹿賀丈史、香川照之
監督:川村泰祐

+++ちょいあらすじ
市立つばめ小学校の5年生、10歳の加賀見あつ子はただいまメイクに夢中な女の子。ママのメイク道具をこっそり学校にまで持ち込んで化粧を楽しんでいたあつ子だったが男子にからかわれた拍子に大切なパパからもらったコンパクトを壊してしまいます。帰宅したあつ子はコンパクトのお墓を作ってあげますが、するとその夜、鏡の精が現れ・・・
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ときめきの胸キュン映画でした。まさか『ひみつのアッコちゃん』を観て泣くことになるなんて。これはきっと天国の赤塚不二夫さんもビックリなのではないでしょうか?

ストーリーそのものはコテコテの漫画チックな内容でしたけど実写版ならではの描写や大人に変身したアッコちゃんの物語に主軸をおいた展開は映画ならではの面白さでとても楽しかったです。やっぱり綾瀬はるかさんは天才ですね。見た目は20代だけど中身は小学5年生の女の子をこんなにも違和感なくナチュラルに演じられるのは彼女くらいではないかと。演じているというよりほとんど素なんじゃないかと思いました。たんに演技力だけで出来る表現ではありませんよね。綾瀬はるかさんならではの不思議キャラが『ひみつのアッコちゃん』にバッチリハマってました。これは運命の巡り会わせ以外のなにものでもないかも。そんな綾瀬はるかさんの世界に引き込まれたのか大杉漣さんのお茶目な演技が最高ぅでしたね(笑)。

子供が魔法の力で大人になって自分の大好きな企業で働いて大人社会の苦味や恋愛めいたことを体験したり、そして最後はもとに戻りたくても戻れなくて必死になるというこの流れは完全オリジナルストーリーを謡ってはいますけど、アレレ?どこかで観たことあるような?そんなんです。私の大好きなトム・ハンクスの名作『ビッグ』ととてもよく似たプロットなのです。でも決してパクってると言いたいわけではありません。子供が魔法で大人になってしまうという設定であればそこから膨らむ物語も、特に現実世界を舞台にした身近に感じられるファンタジーとなると発想も似てくるのかもしれませんね。

ラストで「ラミパスラミパスルルルルルー」で戻るのではなく「テクマクマヤコンテクマクマヤコン」でなりたい自分になるというのはとても良かった。前の自分に戻るのではありません。アッコはあの体験で大きく成長したんですよね。

そしてラストのラスト、長い時を経ての二人の再会はまさにファンタジーの王道的結末ッ。そこで早稲田大学 算数学部ときましたか、感動的ッ。そしてその流れを受けてエンドロールで聞こえてくるオリジナル主題歌には思わず涙腺崩壊しちゃうのです。

実写版として21世紀の現代に見事スクリーンに甦った『映画 ひみつのアッコちゃん』でした。


秘密度★★★★