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最強のふたりフランスをはじめ世界各国で大ヒットを記録したという実話に基づいて描かれた感動のヒューマンドラマです。感動するかどうかは実際に観てみなければわからないことですけど、私は劇場予告編を観てこれはウルっときそうな予感がしちゃいました。予告編でそんな手応えを感じたのも久々なので、かなり期待して観に行ってきました。

出演はその他に、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ、クロティルド・モレ、アルバ・ガイア・クラゲード・ベルージ、トマ・ソリヴェレ、シリル・マンディ、ドロテ・ブリエール・メリット
監督:エリック・トレダノ 、オリヴィエ・ナカシュ

+++ちょいあらすじ
車椅子生活を送る大富豪のフィリップは介護者選びの面接でスラム街出身で無職の黒人青年ドリスに出会う。ドリスは不採用の証明書3枚で支給される失業手当が目当て仕事に就く気はさらさらなかったが、自分を障害者扱いしないドリスの態度が気に入ったフィリップは彼を採用するのだった・・・
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前評判通りのユーモアたっぷりのハートフルな物語でしたね。素敵な映画でしたよ。

大富豪ではあるがパラグライダーでの事故で首から下が麻痺状態で車椅子生活を送るフィリップ。彼が募集した生活介護者に応募してきたのは貧しい生活を送る黒人青年ドリス。そもそもドリスは不採用になって失業手当を受給するのが目的で応募したわけですが、自分を障害者然として扱わない態度が気に入ったフィリップはドリスを採用してしまうのです。しかし、それは二人にとってそれぞれ新たな人生の扉を開き自身の世界を広げていくことになるのです。

フィリップとドリスは全く真反対の生き方をしてきたわけですが、それゆえに二人がみせる化学反応は刺激的で躍動感にあふれ魅力的です。実は二人は全てにおいて反対だったわけではないんですよね。ある側面においては二人ともマイノリティであり社会的な弱者であり、共感しあえる部分も多々あったからこそ強い絆で結ばれたのでしょう。

例えばフィリップはとても裕福で大きな屋敷で使用人も雇い、身体は不自由ですが生活には何も困っていないように思えます。でもドリスのように自由に恋愛を謳歌することには不自由しているのです。普通の人が普通に出来ることを諦めざるをえないのです。一方のドリスも不遇な環境ゆえに諦めてきたこと挫折したこと多々あったことでしょう。でもフィリップはそんなドリスに誰もが持つ可能性を与えてくれたのです。

フィリップとドリスはお互いを補完しあい高めあう、そんな関係性のように私には映りました。どちらか一方的に与え、一方的に受け取るのではなくお互いが存在することで彼らは普通に自分らしく生きることが出来たに違いありません。それは二人にとってまさにノーマリゼーションな世界の実現だったに違いありません。

同情ではない対等な関係。それを世間では友情と呼ぶのでしょう。
PS.ドリスが時々ボビー・オロゴンに見えたのは私だけでしょうか?


友情度★★★★