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アイアン・スカイ01もう発想からして最高ですよね。否が応でも期待が高まります。第2次世界大戦で敗北したナチス・ドイツが実はこっそりと月の裏側に逃げ延びていて秘密基地を構築し長年の月日を経てついに地球侵略作戦を実行するという、アンビリーバボな新機軸のSF映画です。日頃からナチスネタはいつまでも尽きないなぁと思うのですが、こんな題材にも使われるなんて感心しちゃいますね。ノリとしてはB級っぽさを感じますがそこも期待して観に行ってきました。

出演はその他に、ゲッツ・オットー、クリストファー・カービイ、ペータ・サージェント、ステファニー・ポール、ティロ・プリュックナー、マイケル・カレン、ウド・キア
監督:ティモ・ヴオレンソラ

+++ちょいあらすじ
アメリカの女性大統領の指示により数十年ぶりに月面に降り立った宇宙飛行士のサンダースとジェームズ。ところがサンダースは月の裏側で信じられない光景を目撃する。そこにあったのは有望なエネルギー源であるヘリウム3の採掘場とナチスの基地。サンダースは突然現れたナチス兵士に射殺されジェームズは逃げようとするも月面着陸機を破壊され囚われの身となってしまう・・・
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アイアン・スカイ02ラストは強烈な皮肉をこめたブラック・コメディとして幕を閉じていきましたねェ。期待通りに面白かったです。何となく予感なありましたけど、ナチスをパロディにしながら、なんだかんだとアメリカを嘲笑しているところが妙に可笑しいんですよね。

そもそもは何十年かぶり月へ探索に行ってみたら裏側でナチス残党による巨大な基地が建造されていて地球侵略を目論んでいたというのが、物語の出発点なのですが、アメリカの女性大統領が月に送り込んだのは黒人の宇宙飛行士でそれは再選のためのたんなる話題作りが目的で、ナチスの地球侵攻計画を知った大統領は初任時に戦争をした過去の大統領たちは再選しているとむしろナチスの侵略ウェルカムという有様で、どっちもどっち。そして主人公である黒人宇宙飛行士ジェームズ・ワシントンと先遣隊として地球に派遣され真実を知ったナチスの女性隊員レナーテ・リヒターの二人はとにかくスペース・ナチスの陰謀を食い止めようと奮闘し、再び宇宙へと飛び立つのです。

スペース・ナチスが強力なテクノロジーを有しているのかと思いきやめちゃめちゃローテクでスマートフォンにビックリしてるのが面白かったですね。それでもちゃんと地球まで行ける宇宙船があるのだからたいしたものですが、一方地球側ではアメリカを中心に各国が協力してスペース・ナチスの侵攻に対峙していくのですが、実は各国がそれぞれ秘密裏に宇宙船や人工衛星を武装していてアメリカ大統領はその事実に動揺しつつも応戦。そして両者の激しい戦闘は月面基地に戻ったジェームズとレナーテの行動が鍵を握ることになっていきます。

いろいろとすったもんだありつつのとどめは皮肉たっぷりのあのラストシーンなんですけど、なんともシュールで秀逸でしたね。エンドロールでは核戦争が勃発してエンドロール終わりのあの地球の姿はまるでガミラス帝国の遊星爆弾にさらされた地球の姿そっくりでしたもんね。ということで最終的にはスペース・ナチスは敗れはしたものの目的はある意味達成ですか?(笑)。


娯楽度★★★★