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秘密の書鬼才ティム・バートンが製作を担当し『ナイト・ウォッチ』ののティムール・ベクマンベトフが監督を務めたアクション・ヴァンパイア・ムービーです。しかし、ホントにヴァンパイア物が好きですねェ。とりあえずヴァンパイア物ならヒット確実とかいう定説でもあるのでしょうか?たしかにいろんな作品がありますけど飽きたという感じにはなってないんですよね。今作にしてもアメリカ大統領のエイブラハム・リンカーンがヴァンパイア・ハンターだったという何とも奇抜な発想には興味をひかれて観に行ってしまうのでした。

出演はその他に、ドミニク・クーパー、アンソニー・マッキー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ルーファス・シーウェル、マートン・ソーカス、ジミ・シンプソン、ジョゼフ・マウル、ロビン・マクリーヴィー、エリン・ワッソン
監督:ティムール・ベクマンベトフ

+++ちょいあらすじ
19世紀始めのアメリカ。少年エイブラハム・リンカーンはある日地元の権力者ジャック・バーツに友人ウィルが殴られているのを見過ごせず助けようとするが自分も殴られその場は父親に助けられるが、バーツの怒りをかうことになりその夜最愛の母親をバーツに殺されてしまう。やがて父親も他界し大人になったエイブラハムはバーツへの復讐を果たそうとするのだが・・・
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ふぅーん、ヴァンパイアはヴァンパイアを殺せないんだ。だったら世界中の人類がヴァンパイアになれば不毛な殺し合いは無くなるのね。でもそうなると食料に困りそうだけど(笑)。さらには『トワイライト』が成立しなくなりますね?(笑)。

19世紀初頭のアメリカを背景にしたこのヴァンパイア・ムービーは独特な雰囲気たっぷりでなかなか面白かったです。2Dでの鑑賞だったので3D効果はわかりませんけど、クライマックスの陸橋でのド派手な展開はアトラクション系の迫力だったのでしょうか?目まぐるし過ぎて最後は何が何だかよくわかりませんでした。

あの歴史的偉人であるリンカーン大統領はヴァンパイア・ハンターだったという突飛な発想そのものが最大の魅力でもあるお話でしたが、奴隷解放問題に起因する南北戦争という史実とその荒唐無稽な空想の重ねかたはなかなか面白かったです。

ヨーロッパから入植者として渡ってきたヴァンパイアたちは既にアメリカ全土に広がり様々な人物に成り済まして生活していて、労働力として連れてこられた黒人の奴隷たちはヴァンパイアの食料の役割を果たしてもいたのです。つまり奴隷制度撤廃を唱えるエイブラハム・リンカーンは自由な社会の実現のためだけではなくヴァンパイアの殲滅も目指して南部と戦争に突入し、奴隷を奪われては困るヴァンパイアたちは南部の兵士として戦いの臨むというわけなのです。

ヴァンパイア・ムービーとしては本来のモンスター系でホラーテイストな作品でしたね。しかし、ヴァンパイアが残虐に人を襲うシーンは少なくてあまり恐さは伝わってきません。大ボスのアダムもやや迫力不足なのが残念でした。大作感は十分で楽しめましたからいいんですけどストーリーはちょっと大味だったかも。

あんなメリケンサックであっさり結着がつくのならさっさと使いなさいって(笑)。


吸血度★★★☆