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007 スカイフォールダニエル・クレイグ版となってからすっかり様変わりしたような感のある『007』シリーズですが、これまではテレビで観ていた私がこうして劇場に足を運ぶようになったくらいですから、とても魅力的な作品に進化したと言えるのではないでしょうか。もちろん旧作には旧作の良さがあるんだと思いますけど、これまでのシリーズは何となくオジサンの映画というイメージがあったもので(笑)。ダニエル・クレイグ版では3作目、シリーズ第23作目でさらに50周年を記念する今作ではサム・メンデスが監督を務めています。

出演はその他に、ハビエル・バルデム、レイフ・ファインズ、ナオミ・ハリス、ベレニス・マーロウ、アルバート・フィニー、ベン・ウィショー、ジュディ・デンチ
監督:サム・メンデス

+++ちょいあらすじ
MI6のエージェントの007ことジェームズ・ボンドはNATOの諜報員リストが記録されたハードドライブと犯人の追ってトルコのイスタンブールにいた。しかし現場では既に銃撃戦が行われており同僚のロンソンが重傷を負って倒れていた。ボンドはロンソンを助けようとするがMから犯人追跡とデータ奪還を最優先にするよう指示され・・・
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もうお腹いっぱい観応え十分でした。のっけからクライマックスのような怒涛の展開で始まりましたけど、IMAXスゴイですよ冒頭の銃撃戦でボンドがこっちに銃を向けた時、一瞬自分が撃たれるかと思いました(笑)。最近のハリウッド製アクション映画の掴みではスタンダードというか、まるで『ボーン』シリーズみたいでいっきに引き込まれてしまいました。

物語の始まりはトルコです。NATOで活動する諜報員たちのリストが記録されたハードディスク(いまどきわざわざハードディスクなの?セリフではコンピューターディスクとか言ってたように思いますけど?)が盗まれ、諜報員たちが危機的状況に陥ることからボンドが女性諜報員と共に奪還しようとしますが、あと一歩のところで犯人を逃し味方に狙撃されたボンドは鉄橋から落下し行方不明に。もちろんこの主人公がいきなり死んではシリーズそのものが終わってしまいますから、無事に生き延びて姿をくらましていたのです。ところがニュースでMI6本部が爆破テロに襲われたのを知り、職務に復帰。犯人の行方を追って上海へと向かうのです。

深い傷を負い死に直面したボンドは復帰しても以前のような能力を発揮出来ないのがストーリーの肝になるんだとばかり思っていたのに全く遜色のない活躍なのね。適正検査に不合格というくだりさ何だったのでしょう。それとも実戦経験が再生させていったのかな?

今作で悪役シルヴァを演じるのがハビエル・バルデムなんですが、さすがに存在感が際だっていて物凄い強敵って雰囲気が何もせずとも漂ってくるんですよね。設定上では元00エージェントらしく、シルヴァがMへの復讐を果たそうとしそれをボンドが阻止すべく戦うというのが物語の主軸となっていますが、その中でMI6の諜報活動やMの進退問題というのが浮上していき、物語を意外な結末というか、やっぱりそうきたかという方向へと導いていくのです。ま、シリーズを新機軸へと展開する布石でもあったのでしょうね。馴染み深いキャラになっていただけにちょっと淋しさも感じました。

全体的に大味気味なのはこういうアクション映画の場合仕方ないことなのでしょうか?ボンドとセヴリンのラブシーンなんて前フリはあるもののいくらプレイボーイなボンドでも何だか安直な感じがしたんですけど、お色気はこのシリーズの伝統的お約束ですしわりとササッと済んだので良しとしておきましょう。でもベッドシーンとかはストーリー的に必要性がないのなら無理に入れないほうがアクション映画としては流れがいいんじゃないのかな?

ところでボンドは結局Qからもらったワルサーは失くしてしまったのにその後何も触れず終いでしたね。何のための約束だったんでしょう?たしかトレイラーでは撃った銃弾を追跡出来るようなことをQが言ってたと思うのだけど、その部分がざっくりカットされてるとは思いもしませんでした。ままある事とはいえさんざん何度も観せられた予告編だけに肩透かしなんて。

あの終わり方からしてイヴは今後もボンドのパートナーしてキャラを育てていくのでしょうね。二人がくっつきそうでくっつかなくてヤキモキしちゃいましたけど、いずれ深い仲に落ちるのかな?(笑)。

ところでエンドクレジットに軍艦島って表記がありましたけど、もしかしてシルヴァが最初に登場するあの島が軍艦島だったのでしょうか?


娯楽度★★★★


シリーズ作品
007 カジノ・ロワイヤル』2012.12.01
007 慰めの報酬』2009.1.26
007 スカイフォール』2012.12.02
007 スペクター』2015.12.6