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今日、恋をはじめます水波風南さん原作の少女マンガを『アナザー Another』の古澤健監督が映画化した作品です。正直、期待値の高い監督さんではないのですがブレイク中の松坂桃李さんと『愛と誠』でのコメディエンヌぶりが面白かった武井咲さんによるラブコメというところに期待して観に行ってきました。

出演はその他に、木村文乃、青柳翔、山崎賢人、新川優愛、高梨臨、ドーキンズ英里奈、藤原令子、上遠野太洸、高岡早紀、長谷川初範、麻生祐未、村上弘明
監督:古澤健

+++ちょいあらすじ
日比野つばきは勉強一筋で真面目が取り柄の女子高生。つばきはすべり止めのすべり止めで受かった高校の入学式当日に成績トップでルックスも抜群のモテ男・椿京汰と出会う。席が隣になった椿から三つ編みやダサいセンスをバカにされたつばきは言い返すものの、クラスみんなの目の前で「こいつ、俺の女にするから」といきなり京汰にファーストキスを奪われてしまう・・・
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武井咲さんが地味な女の子役を演じるというのが似合わないような気がしてたんですけど、意外と違和感なかったんですね。これも彼女の演技力なのかな?

映画そのものはやっぱり下手っぴでした。脚本もイマイチだったように思います。間が悪いし安っぽい感じもするんですけど、原作が人気コミックなだけはあってお話自体は面白かったですし、主人公を演じる松坂桃李さんと武井咲さんの好演もあって、感動するまでには至りませんでしたけと、なかなか楽しい映画でした。挿入歌のセレクトも映画のアピールポイントでしたけどツボをおさえてる感じでヨカッタですね。

ツッコミどころはいろいろありましたよね。そもそも女性不信なのに女好きというのが理解不能なんですけど、椿はゲームとして女性と付き合い弄ぶことで何かを晴らしていたのかな?でも物語の主軸はつばきなので観ている時はあまり気になりません。というかそんなのどうでもよかった(笑)。それよりも、他人を可愛くするのは得意なのに自分はダサダサというつばきのキャラ設定のほうが疑問なんですよね。他人を可愛くするセンスはあるのに何故それを自分自身に生かせないの?そもそもあんな綺麗な顔立ちしているのにそのことに自分も周囲も気付かないってありえなくありません?(笑)。

冴えない女の子が学園で一番のモテ男と恋しちゃうというのは王道のシンデレラストーリー。『君に届け』も似たような構図でしたよね。でもこの物語が特徴的なのは王子様がドSキャラってところで、それは最近の流行りでもあるのでしょうか。原作はお試し版でしか読んでませんが、松坂桃李さんの椿のドSぶりは原作より控えめな印象でしたね。もっと尖らしてもヨカッタように思いましたけど松坂桃李さんのイメージを優先したのかも?それでも松坂桃李さんがこれまで演じてきたのとは違うプレイボーイなキャラだけに新鮮さはグッド。

というわけで地味な女の子のつばきが紆余曲折しながらもモテ男の椿と付き合うようになるまではドキドキ感があって面白かったのですが、いざ付き合いだしてつばきがビジュアル的にも垢抜けちゃうと何だか普通の恋愛モノになってしまいます。でもそれは仕方ないですよね、だって松坂桃李さんと武井咲さんじゃ普通に美男美女のカップルなんだもん。二人のアンバランスなところの面白さが消えちゃいました。

つばきが椿との交際に悩んでいく様子は悪くはないもののドラマ的な動きに乏しかったしその後の展開もありきたりな感じでイマイチ盛り上がりには欠けている中でのあのラストシーン。ウーン、微妙ですよね。あれをロマンチックな結末としてしまうのはどうなんでしょう?

ところで、つばきが誕生日に椿にプレゼントしていたフィルムっていったい何のフィルムだったのでしょう?自分が撮った写真ならプリントしたのをプレゼントすればいいわけだから現像済みのネガフィルムでもなかったですよね?じゃあ未使用のフィルムかな?それも何故?ですよね。


恋愛度★★★☆

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