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ポーラー・エクスプレスこれも大好きなクリスマス・ムービーの1つということで再鑑賞してみました。2004年の作品で製作を務めたトム・ハンクスが劇中では4役を担当。そして監督はトム・ハンクスの盟友と言われるロバート・ゼメキス監督です。

声の出演はその他に、ノーナ・ゲイ、ピーター・スコラーリ、エディ・ディーゼン、マイケル・ジェッター、チャールズ・フライシャー、ジュリアン・レネ、ヘイデン・マクファーランド、ジョシュ・ハッチャーソン、クリス・コッポラ、レスリー・ゼメキス
監督:ロバート・ゼメキス

+++ちょいあらすじ
とあるクリスマスの夜のこと。少年は今年こそ眠らないと決めその時を待っていた。毎年サンタが来るのを楽しみにしていた彼だったが「本当はサンタなんていないのではないか?」と疑問を抱きこの目で確かめようとしていたのだ。すると時計の針が11時55分を指した時、轟音とともに家の前に大きな機関車が現れ・・・
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クリス・ヴァン・オールズバーグの名作絵本『急行「北極号」』を基にアニメ映画化した作品ですが、先ず目を奪われてしまうのがその映像美でした。モーションキャプチャという手法で実際に俳優の動きを撮影しそれをもとにレンダリングして画に起こしていくので表情豊かで動きもリアルに感じられます。車掌さんなんてトム・ハンクスそのまんまですもんね。それまでフルCGアニメーションがちょっと苦手だったのがイメージ一新されたのを思い出しました。

物語はサンタ・クロースの正体に気付く年頃になりサンタ・クロースが信じられなくなってしまった少年を主人公に描かれていきます。クリスマス・イブの夜、サンタは本当はいないのではないか?と思い始めた少年は真実を確かめようと眠らずに待っていました。すると時計の針が11時55分を指し示したその時、轟音が鳴り響き窓辺に駆け寄ると大きな機関車が家の前へ走ってくるのです。慌てて家を飛び出すと停車した機関車から車掌が降りてきて「キミも、一緒に来るかい?」と尋ねるのです。行き先は北極点。迷う少年は戸惑いながらも意を決して汽車に飛び乗ると、そこから信じられない冒険の旅が繰り広げられていくのです。

とてもファンタジックで夢溢れる物語に私も夢心地になってしまいました。決して現実逃避してるわけじゃなくて、純粋に夢見ることの素晴らしさを噛み締められる味わい深い作品なんですよね。純粋にサンタさんを心待ちにするのは子供たちの特権であって、大人になることは現実を知っていくことなのかもしれませんが、夢見ること、想像すること、そして信じることは何歳になっても許される自由なんですよね。そんな時間や空間を与えてくれる映画はだからこそ楽しいはずです。最初から楽しむ気持ちで臨んでない映画がつまらないのは当然なのと一緒で、サンタも信じるからこそ楽しく幸せな気分に浸れるのでしょう。

ロバート・ゼメキス監督はこの作品の後に『ベオウルフ/呪われし勇者』『Disney's クリスマス・キャロル』ととても魅せられる美しい3DフルCGアニメを手がけていくのですが、この作品がその出発点と言えるかもしれません。しかし今観ても色褪せた感じは全くしなくて当時とても高いクオリティで創られた完成度の高い作品だったんだなぁと思いました。日本で公開された当時は3D作品もIMAXシアターも僅かでまだ認知度低かったと思いますが、一応の市民権を得た今なら再上映しても価値あるんじゃないでしょうか。特に巨大な蒸気機関車が疾走するシーンなんてアトラクション・ムービー的な快感が得られそうで楽しそう。今は2004年よりも上映する劇場サイドの設備が向上してますからある意味時代が早過ぎた作品だったとも言えるのかもしれませんね。

親子でもカップルでも一人でも楽しめる素敵なクリスマス・ムービーとしてオススメです。


聖夜度★★★★★


ちなみに初見の感想日記はこちらです。
ポーラー・エクスプレス』日本語吹替版での鑑賞2005.12.24