ブログネタ
映画鑑賞日記3 に参加中!
ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝中国お得意の武侠映画での初3D作品になるそうです。予告編の印象だと中国映画独特のカンフーアクション、ワイヤーアクションと3Dの相性はなかなか良さそうに思えましたが、3Dじゃなくたって面白いものは面白いしつまらないものはつまりません。というわけでワタシ的には監督ツイ・ハーク×主演ジェット・リーに何より期待して観に行くのでした。

出演はその他に、ジョウ・シュン、チェン・クン、グイ・ルンメイ、リー・ユーチュン、メイヴィス・ファン、ルイス・ファン、ゴードン・リュウ、シェン・チェン、リュー・チャーフィー
監督:ツイ・ハーク

+++ちょいあらすじ
明の時代の中国。東廠と西廠と諜報機関が巨大な権力を握り弾圧や不正が蔓延る世の中で義士ジャオは仲間と西廠の督主である宦官ユーに戦いを挑み続けていた。その頃、辺境の地にある宿屋“龍門”には60年に一度の恐るべき砂嵐が迫っていたがその嵐によって300年前に砂漠に沈んだ財宝都市が再び姿を現すのではないかとの噂があり宿屋には秘宝を狙う遊牧民俗で女盗賊のチャンとその一味らが集まっていて。そこへ官女スーと道中で彼女をユーの手下から救った女侠客リンが現れ・・・
+++

とりあえず観応えはあって面白かったです。でもいろんな意味でスゴイ映画。物凄く大スペクタクルな大作なんですが、細かいところがミョーにちゃっちかったりトンデモだったり映画のクオリティとしては高いんだか低いんだかわかりませんが、でも極めて中国らしい王道の武侠映画と言えるかも。想像を遥かに越えてしまうような展開はイリュージョンなファンタジーと受け止めればこれは珠玉のエンターテイメント・ムービーなのです。

物語はだいぶ詰め込み過ぎでいろんな話がごちゃごちゃとして主軸が終盤までなかなか見えてきません。時は明の時代で東廠、西廠なる政府の諜報機関が役人たちを牛耳り圧政をしている世の中なのです。そんな中で義士ジャオは西廠の宦官ユーを倒そうと仲間と共に戦いを繰り広げていて、その旅の途中で役人から逃げる官女スーと彼女を助ける女侠客リンと遭遇し二人もユーと闘っていると知り手助けしようとついていきます。二人はやがて砂漠の宿屋にたどり着きますが、そこには女盗賊チャンが率いる一味がいたり女剣士グー、情報屋フォン、ユーの配下の暗殺集団まで現れたりと敵か味方かもよくわからないカオスな状態になってしまうのです。

この宿屋の近くには砂漠に沈み60年に1度の竜巻でその姿を現す黄金が眠るという伝説がある黄金の都市がありまして、宿屋で攻防を繰り広げてきたジャオ、リン、グー、チャンたちはユーを倒し黄金を手に入れるために手を組むことになり、ようやく邦題の本題とも言える怒濤のクライマックスへと突入していくわけなんですが、でもみんなそんなに黄金を欲しがっていたようには見えないんですよね(笑)。

ジェット・リーありきの作品かと思いきや敵も含めて個性的なキャラがいろいろ登場する群像劇な物語で、ジョウ・シュンが演じる女侠客リンも主役級の活躍でしたし凛とした眼差しその姿に魅せられてしまいました。グイ・ルンメイ、リー・ユーチュンといい女優陣のアクションが光る作品だったと言えるかも。そうそうユーとフォンの二役を演じたチェン・クンもなかなかの美形でしたね。

3Dは意外とヨカッタですね。遠近感を意識した構図ややたら武器や人が飛び交う演出でわりと効果的でしたし何より目まぐるしいアクションシーンが山盛りなので見せ場もいっぱい。時代劇と言っても実質アドベンチャー・ファンタジーなので相性いいのでしょう。

しかし官女スーの正体がああなると脚本としては成立してないように思うのだけど?それでは西廠の督主である宦官ユーがスーを探し命を狙っていたのは何のためだったのでしょう?何か大事なとこ見落としてるのかな?


娯楽度★★★★