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変態仮面なんとなくこの題名は耳にした覚えがありますが、週刊少年ジャンプに連載されていた作品だったとは知らなかったしかなり意外でした。某シネコンでは予告編以外にマナー告知にも同作品が使われているのですが、内容が内容だけに客席がちょっと微妙な雰囲気になるのが面白かったりもして、宣伝効果はいろんな意味で抜群っ(笑)。宣伝段階でこれだけ強烈な異彩を放っているのですら、珍味好きな私としては異色さを期待して観に行ってきました。監督は『コドモ警察』の福田雄一さんです。

出演はその他に、清水富美加、ムロツヨシ、安田顕、佐藤二朗、池田成志、塚本高史、岡田義徳、大東駿介、片瀬那奈
監督:福田雄一

+++ちょいあらすじ
ある犯人を追ってSMクラブに踏み込んだ色丞刑事はそこでドSの女王様・魔喜に出会い彼女のプレイに嵌って目覚めてしまう。やがて二人の間に生まれた子供・色丞狂介は高校生になり紅優高校で拳法部に所属していた。そんなある日、狂介のクラスに姫野愛子が転校してきて狂介は一目惚れ。ところが、その日の帰り道に愛子は強盗事件に巻き込まれてしまう・・・
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超おバカ映画ッ。くだらなさも大真面目に取り組んで突き詰めていけば、こんなスゴイものになるんですね(笑)。

主演の鈴木亮平さんの肉体美が素晴らしくて下ネタ炸裂のわりには意外と下品さは不思議と感じませんでした。さんざん目にして見慣れてしまったのもあるかもしれませんが、強烈だったのはむしろ安田顕さんが演じた数学教師・戸渡のニセ変態仮面です。あれはかなりやばいでしょ?(笑)安田顕さん、もしかして本物?と思ってしまうほどでしたよ。安田顕さん、よくこの仕事請けましたよね?変態ぶりがあまりに堂々としていてメチャメチャ面白かったです。ご本人もかなりノリノリで演じていたことでしょう。この映画の現場撮影風景がとっても気になります。本編より変態度高そう(笑)。

ムロツヨシさん演じる大金玉男や佐藤二郎さんのマジメ仮面もかなりキモかったですけど、安田さんは二人を凌駕する不気味なキモさで、対峙する変態仮面の色丞狂介が弱々しく映るのです。そのせいか、やってることはくだらないのに物語は不思議と引き締まって緊張感さえ生まれてくるのです。

ナンセンス・コメディに『ゼブラーマン』みたいなド派手なアクション・ヒーローの要素をミックスしたような感じでしょうか?ラストの巨大ロボットと対決も似たような展開でしたけど、こちらはあっさり片が付いてしまう緩さ加減がいいんですよね。福田雄一監督ならでは脱力系のユルいコメディと意外とお金かかってそうな派手なアクションが織り交ぜられて緩急のついたストーリー展開はなかなか面白かったです。

映像的にはかなり強烈なインパクトがありましたけど、内容はいかにも少年コミックなギャグテイスト。だからといってこれが小学生も楽しめる作品とは言い難いものがありますけど、そんな目くじらたてるようなお下劣ではなく、ポップコーン・ムービー的に楽しめる映画でした。


変態度★★★★