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コズモポリス鬼才デイヴィッド・クローネンバーグ監督が『トワイライト』シリーズのロバート・パティンソンを主演に迎えニューヨークを舞台に巨万の富を動かす若き投資家の姿を描いたサスペンス・スリラー作品です。デイヴィッド・クローネンバーグ監督といえば言わずもがなで過激な作風を期待してしまうのですが、予告編の雰囲気はその期待に応えてくれそうな雰囲気だったので楽しみにしていました。

出演はその他に、ジュリエット・ビノシュ、サラ・ガドン、マチュー・アマルリック、ジェイ・バルシェル、ケヴィン・デュランド、ケイナーン、エミリー・ハンプシャー、サマンサ・モートン、ポール・ジアマッティ
監督:デヴィッド・クローネンバーグ

+++ちょいあらすじ
ニューヨークの投資家のエリック・パッカーはビジネスに必要な機能を装備したオフィスでもある高級リムジンに乗り床屋へと車を走らせていた。エリックは通貨の急落により大損の危機に直面していたが、その一方で女たちとのセックスの快楽に夢中になっていた・・・
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あの予告編からはこの内容は全く想像も出来ませんでした。何を描きたいんだか最初から最後までチンプンカンプンな映画でした。

物語はバッサリかい摘まんで言いますと主人公の大金持ちらしい若き青年エリック・パッカーがSPに警備されながら高級リムジンに乗って床屋さんに行くというお話です。で、その道すがらで知り合いらしき人物たちに遭遇すると主にリムジン車内でいろんな事を会話していくわけなんですが、これが何とも要領を得ない内容でして禅問答みたいやりとりが延々と続くのです。それもセリフの大洪水でしかもそ意味するところもよくわからなくてはただたくさんのセリフが頭の中を素通りしていくだけで、ドラマとして成立しているのかも疑問なのです。

とりあえずわかってきたのは、大統領の移動で厳しい交通規制となり大渋滞が発生している。通貨「元」が急落し経済不況を招いて街では暴動が起きる。経済界の大物らしきエリックも脅迫を受け身に危険が及んでいる。またエリックはセックス依存症らしく妻ではない女性と情事を重ねている。美しい妻とは結婚したばかりだか関係性がよくわからない。と、まぁそんなところでしょうか。

社会背景や人物像など具体的な描写は全くなくてさらにセリフも意味不明ではお手上げ状態です。何となく経済至上主義な社会へのアンチテーゼなのかなとは感じましたし、作家性の強い作品という言い方も出来ますけどいくらなんでもこれでは独りよがり過ぎるかなと。会話劇な会話の面白さが全くないんですよね。

実は映画の終盤くらいで4、5人の方が退出したままその後戻ってきませんでした。私は最後まで観たもののお金と時間を返してという気持ちになりましたし、松竹さんがこの作品の何が良くて配給しているのか聞いてみたいですね。他の作品と抱き合わせで買わされたとか?それともやっぱりデヴィッド・クローネンバーグ監督の名前だけで買い付けちゃったのかな?そういう私もデヴィッド・クローネンバーグ監督の名前で観に行ったようなものですけど(笑)。


理解度★