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インポッシブル2004年のスマトラ島沖地震による大津波で被災したあるヨーロッパ人家族を巡る奇跡の実話を『永遠のこどもたち』のJ・A・バヨナ監督が映画化したヒューマン・ドラマです。

出演はその他に、ナオミ・ワッツ、トム・ホランド、ジェラルディン・チャップリン、サミュエル・ジョスリン、オークリー・ペンダーガスト
監督:J・A・バヨナ

+++ちょいあらすじ
2004年12月。イギリス人夫婦のマリアとヘンリーは3人の息子ルーカス、トマス、サイモンと一緒にタイのリゾート地へクリスマス休暇を過ごしにやってきた。ところがクリスマス翌日の26日スマトラ島沖で巨大地震が発生。ビーチ近くの滞在先ホテルのプールで遊んでいた5人は一瞬のうちに大津波に襲われてしまう・・・
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素晴らしいですッ、本当に良かった。心から素直にそう思える物語でした。

たんに美談と片付けてしまえばそれだけのことなのかもしれませんが、日本人としてはあの2011年3月11日に発生した東日本大震災の今もなお鮮明な記憶とこの映画がオーバーラップしてしまってそんな単純には受け止められるものではありません。これは決して他人事ではなく、同じことが自分の身にもありえるんだとリアルに実感出来る物語であって決してスクリーンの中だけの作り物ではないのです。

序盤早々からの大津波のシーン。濁流に呑まれながらも必死に離れないようにする母アンナと息子ルーカスの姿。津波が引いた後の地獄絵のような災害現場の惨状。あまりにリアルな描写は脳裏にフラッシュバックする映像とも重なって観ていて精神的にらかなりキツイものがありました。実際に津波で被災された方には直視するのは厳しいかもしれないと思うほどです。でも、それだけに離れ離れになってしまった5人の家族が運命の糸をたぐり寄せるようにして奇跡の再会を果たしていくドラマもとてもリアルで感動もひときわなのです。



ここからネタバレして核心部分に触れていきますが、、、

サイモン君、よくぞあそこでオシッコが我慢出来ずに車から飛び降りてくれましたね。超ファインプレーですよ。父ヘンリーも決して諦めずに粘り強くアンナとルーカスを捜しました。そしてルーカス君。君は本当によく頑張りましたね。重傷な母の傍らで孤独な不安と必死に戦いながらも母を励まし、周囲の人々まで助けてとても立派な若者です。そんなみんなの思いが、強い家族の絆が、あの場所で家族の運命を結び直してくれたのかもしれません。

あの未曾有の大災害の中ではたくさんの悲しい出来事があったと思いますが、この物語のような奇跡だってきっとたくさんあったはずだと私は信じて願います。

ところで劇中アンナたちが以前日本に居たような会話をしていましたがそれも事実だったのでしょうか?それとも同じ災害に見舞われた日本への敬意の気持ちとかかしら?


再会度★★★★☆