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絶叫学級いしかわえみさんによる同名ホラー漫画を川口春奈さんの主演で実写映画化した学園ホラー・ムービーです。最近、TVドラマでも見かけるようになった栗原類さんが映画初出演となった作品でもあるそうです。監督は「<a>symmetry」の佐藤徹也さん。

出演はその他に、松岡茉優、栗原類、波瑠、山本美月、松本花奈、小山莉奈、池田エライザ
監督:佐藤徹也

+++ちょいあらすじ
聖リタ女子学院に通う荒樹加奈は同級生で学校の人気者の高見沢リオに憧れていた。しかし、そのリオたちグループは陰で桐谷敦子に陰湿なイジメを執拗に繰り返し転校させるまでに追いつめていた。そしてある日、加奈が読者モデルとして雑誌に載ったことからリオらに目を付けられイジメのターゲットにされてしまう・・・
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実は付き合いで観に行ったようなものなのですが、これって映画というより企画モノDVDみたいな感じの作品でしたね。本編前に稲川淳二さんの怪談話から始まったのにはビックリ。これが数分くらいあった後に本編が始まるので本編は実質80分くらいになるのかな?出演者たちがファッション雑誌「Seventeen」のモデルさんたちばかりで劇中でも小道具として使われていたのでそういうコンセプトの企画モノ作品なのでしょうね。

で、内容はというとこれがちょっと興味深いストーリーなのですよ。というのも一応はホラー映画ではあるんですけど、心霊的な要素は1割ほどでほとんどを占めるのが学園カーストを背景にしたような陰湿なイジメなのです。映画のキャッチコピーの「人間が、一番恐い。」というのはそういうことだったんですね、なるほどでした。

主人公の荒樹加奈は地味な学園生活を過ごしていて人気者の同級生・高見沢リオに憧れる女子高生でしたが、ある時読者モデルとして雑誌に載ったことからリオたちに目をつけられイジメのターゲットになってしまうのです。何とかしてこの状況から抜け出したい加奈は学園に伝わる都市伝説にすがり願いを叶えるのですが、今度は仲良しだった絵莉花がターゲットになり加奈は悩みつつも見て見ぬふりをしてしまうのです。

TVサイズな作品でしたし心霊ホラーを期待したら大ハズレなんですけど、ドラマそのものは普通に楽しめたんですよね。イジメのドラマにダークファンタジーが加味されてるくらいに思ってればいいのかもしれません。リオたちの陰湿なイジメは彼女たちが美形だからなおさら画になりますし、イジメに直接加担こそしなかったものの絵莉花を助けることはせず自身の保身のためにリオたちと行動する加奈の姿というのも現実感があって、これもある種の青春ホラーと言えるのかもしれません。

旧校舎の理科室に今もなお生き続ける亡霊の黄泉(保坂先生はユミと呼んでいたような?)。いわゆる悪霊とはちょっと違って親友をイジメから救うためにその命を犠牲にしてしまったユミはある意味で学園の守護霊とも言える存在なのかもしれません。演じた山本美月さんのビュジュアルの良さもあってとても画になる亡霊さんでしたけど、彼女が主人公でも面白いお話が出来そうな気もしちゃいました。


学園度★★★