近年、TVドラマや映画に引っ張りだこ状態で大ブレイク中の綾野剛さん。ちなみに私は「空飛ぶ広報室」の綾野剛さんがとてもヨカッタですそんな綾野剛さんを主演に女性の皮膚に咲く不思議な美しい花が咲くというミステリアスな現象と一組の男女の愛の行方を描いた異色のファンタジー・ドラマです。出演はその他に、黒木華、刈谷友衣子、山下リオ、古舘寛治、伊藤歩
監督:石井岳龍
+++ちょいあらすじ
特に稀なケースとして一部の女性たちの胸に植物の芽が出現し美しい花が咲くという奇妙な現象が起き始める。その花の満開時の成分は画期的な新薬の開発に繋がるとされ製薬会社は発症した女性たちに高額な報酬を約束し特別な施設に集め研究対象にしていた・・・
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テンポが遅いうえに変化や起伏に乏しいせいか睡魔に襲われやすい映画ですね。鑑賞中も客席からイビキ声が聞こえてくることしばしばでした(笑)。
実際のところ退屈さは否めませんが、この作風や題材自体は嫌いじゃないし興味を惹かれるところがあったんですよね。でも脚本がイマイチなのか演出が下手なのかわかりませんが、興味を惹きながらもドラマとしての面白味に欠けるものですからこちらが頑張って観ているとその期待に反していくという状況で、主演の綾野剛さん、黒木華さんら出演者の演技力にだいぶ助けられた感はあると思います。
結局は何が描きたかったんだろうという肝心の部分がボヤけてしまっていたように思うのです。もちろん、終盤からラストにかけての展開でシャニダールの花が意味するところは観えてくるし、なるほどと思えるラストシーンで幕を閉じるんですけど、そこにたどり着くまでのシャニダールの研究所でのくだりが、長い前フリなだけで伏線的な役割をあまり果たしていないんですよね。あまりにも謎に包み過ぎたのか、それともこれといったアイデアが浮かばなかったのでしょうか?何故にあの花が女性にだけに寄生するのか?満開となった花を摘むと寄生していた女性が生命の危機に陥るのは何故なのか?花は寄生した女性の心を描いているというその意味は?といった具合に他にも意味ありげな伏線的なものを様々配置しておきながらもほったらかしにしてるところが問題なんですよ。あれだけガッツリ描いていたらそこには何か因果があると思ってしまいますよ。
こうして感想にするとネガティブなことばかりでつまらなかったということ落ち着いてしまうのですが、実際はそこまで酷いというわけではないんですよね。映画の雰囲気そのものは悪くなかったし、俳優さんたちもなかなか魅力的でしたから、やっぱりこれは脚本がダメなのかな?
この映画を観ていてどことなーく利重剛監督の『クロエ』を思い出したりしましたが、たんに人間に植物が寄生するのが同じだけでストーリーや世界観は全く違います。でも、なんとなーく雰囲気が似てるような似てないような?
どうせならもっと早い段階から大瀧と響子の関係に焦点を当てて恋愛要素を前面に押し出してもヨカッタんじゃないのかな?
堪能度★★
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テンポが遅いうえに変化や起伏に乏しいせいか睡魔に襲われやすい映画ですね。鑑賞中も客席からイビキ声が聞こえてくることしばしばでした(笑)。
実際のところ退屈さは否めませんが、この作風や題材自体は嫌いじゃないし興味を惹かれるところがあったんですよね。でも脚本がイマイチなのか演出が下手なのかわかりませんが、興味を惹きながらもドラマとしての面白味に欠けるものですからこちらが頑張って観ているとその期待に反していくという状況で、主演の綾野剛さん、黒木華さんら出演者の演技力にだいぶ助けられた感はあると思います。
結局は何が描きたかったんだろうという肝心の部分がボヤけてしまっていたように思うのです。もちろん、終盤からラストにかけての展開でシャニダールの花が意味するところは観えてくるし、なるほどと思えるラストシーンで幕を閉じるんですけど、そこにたどり着くまでのシャニダールの研究所でのくだりが、長い前フリなだけで伏線的な役割をあまり果たしていないんですよね。あまりにも謎に包み過ぎたのか、それともこれといったアイデアが浮かばなかったのでしょうか?何故にあの花が女性にだけに寄生するのか?満開となった花を摘むと寄生していた女性が生命の危機に陥るのは何故なのか?花は寄生した女性の心を描いているというその意味は?といった具合に他にも意味ありげな伏線的なものを様々配置しておきながらもほったらかしにしてるところが問題なんですよ。あれだけガッツリ描いていたらそこには何か因果があると思ってしまいますよ。
こうして感想にするとネガティブなことばかりでつまらなかったということ落ち着いてしまうのですが、実際はそこまで酷いというわけではないんですよね。映画の雰囲気そのものは悪くなかったし、俳優さんたちもなかなか魅力的でしたから、やっぱりこれは脚本がダメなのかな?
この映画を観ていてどことなーく利重剛監督の『クロエ』を思い出したりしましたが、たんに人間に植物が寄生するのが同じだけでストーリーや世界観は全く違います。でも、なんとなーく雰囲気が似てるような似てないような?
どうせならもっと早い段階から大瀧と響子の関係に焦点を当てて恋愛要素を前面に押し出してもヨカッタんじゃないのかな?
堪能度★★
どうもみなさんの評価がイマイチなのが
やっぱり気になりますね〜。
わかりずらいってことでしょうか?
盛り上がりに欠けるってことでしょうか・・・。
どうも綾野剛目当てだけでは
チョイスしにくい作品みたいですね。
まだ迷ってます・・・(^^;